相場サイクルの基本: メリマンサイクル論


株に関連する書籍を手当たり次第読んでいるマサキです。読めば読むほど儲かるものだと思っていましたが、そういうわけではないところに相場の魅力を感じます。

今回読んだのは「相場サイクルの基本: メリマンサイクル論 」です。「メリマンサイクル」ありますように、著者のレイモンド・A・メリマンさんの提唱するサイクル論です。

確かに株価のチャートを見ますと、一方的に上がりつつけている銘柄も下がり続けている銘柄もありません。

結果的にそうなったとしても、よく見ると相場師朗さんの言うとおり「上げ下げ、上げ下げ」しているのです。

↑「株は技術だ!」でおなじみ相場師朗先生。相場先生な一番おもしろいところ「しゃべりの技術」!

この「上げ下げ」をサイクルと呼び、占星術ではこの「相場のトレンド変化のタイミング」を予測するというのです。

ただし、サイクル論だけでは予測できないことがあります。それが「高値」と「安値」の価格です。どの銘柄のタイミングと見るのかは、私たちにかかっている訳です。

それでも利益を得られる手立てがひとつでも増えると心強いですよね。

つい「メリマンサイクル論」に入り込んでしまいましたが、こちらのメリマン氏、もともとは占星学者として国際的に知られている方なのです。

1946年生まれのメリマン氏、1977年31歳のときに占星学者として国際的に認められます。その後、1986年40歳のときに、なんとプルーデンシャル・ベーチェ証券のコモディティスペシャリストに就任されます。

私の中で占星術と株投資がつながる瞬間です。

前後して、1976年から毎年「フォーキャスト・ブック」をはじめとした予測レポートを発表されるようになりました。

日本では、1995年に鏑木高明(かぶらぎ たかあき)氏がメリマン氏と提携し、日本国内にメリマン氏のレポートが知られるようになりました。

それまで英語でしか知られなかったものが日本語で読めるようになったわけです。素晴らしい!

(参考)鏑木高明の「相場サイクルとパターン分析」
*現在は有料メルマガ募集停止中です

ここで、アストロロジー(金融占星術)という言葉が出てきます。


鏑木高明「相場講演」〜相場難儀道〜


9月21日夜トレ「サイクル分析の鏑木高明さん!」


一方のメリマン氏ですが、占星学者として名を馳せた後の現在、なんと「メリマン・マーケット・アナリスト株式会社社長」です。

完全に投資へ方向転換されたメリマン氏ですが、占星術ですと、人が関わるどの分野でもご活躍されるような気がします。

メリマン氏、2019年の大予測もされています。2018年の日経平均株価、ダウ平均株価の両方の最安値と最高値を的中した実績のあるメリマン予想。誰しも欲しい情報です。

まさに、アストロロジー(金融占星術)!

そのメリマンCD、発売中です。
CD「メリマン!2019年大予測」振込 6,830円、代引7,030円
*特典(MAX金融レポート)付き販売はすでに売り切れ!
*リンク先でメリマン氏のお顔が拝見できます。思っていたよりお若いです。

さらに驚くべことに、Amazonではメリマン氏のアストロロジーを駆使して解析した米国・世界情勢の予測本「マンデーン」を販売しております。

マンデーン2018 

Kindle版 1,214円

しかも、Kindle unlimited 対象本です!月980円(税込)なので、マンデーン2018 を読むだけで元が取れます。

マンデーン2018 は、初っ端から注目すべき事柄が10点、簡潔にまとめられています。2018年だけの話ではなく、さらに先の予測まではっきりとした数値で示してあります。

本文では聞き覚えのある星座と星の名前が数々登場します。それらの星の位置が世界情勢をどうなるかを示し、その意味するところを解説されています。

本文自体、紙ベースで304ページあります。

このマンデーン2018 は、2018年3月25日に発売されているので、今年もそのあたりの販売と思われます。今から楽しみです。

販売日が1月でないのは、翻訳期間を必要とするからだと思われます。わざわざ日本語の翻訳をしてくださるのですからありがたいことです。

何気なく手に取った「相場サイクルの基本: メリマンサイクル論」でしたが、占星術が世界情勢を予測し、それが株価に反映されるのは納得できる話でした。

またしても株投資の新たな魅力を知ることができました。


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