働き盛りの30代を乗り越えると

40代は健康問題が浮上…

今から意識しとくべき?



<結論> 
早めに習慣にすると苦にならなくなる

更新日: 2019年3月5日

「これは一生ひとりでいる確率が高いな」と意識したときから、健康に関することはできる範囲で実践しております。

「ひとりでいる確率が高い」となると、両親を見送るまで元気でいる必要がありますし、自分自身がひとりになったときにケアしなくても良い部分を減らしておきたいものです。

というわけで、40歳を越えた私はすでに「就活」ならぬ「終活」をはじめているのです。

ちなみに「就活」はしたことがありません。バイトばかりでまともな職に就いたことがないのです。

まともな職にもついておらず、結婚もせずで一般的に詰んでる人生を謳歌しています。

だからこそ「健康」に対する意識がありまして「終活」の一部と思えば割と積極的に動いています。

一番長く続いているのが「歯」です。

30代の頃から、半年に一度「クリーニング」へ出かけています。最近、半年では遅いと言われ3ヶ月の短縮を命じられたのですが、再度の検査で「次は半年後でOK」となり、ホッとしています。

本日、たまたま開いたKindleアプリで堀江貴文さんの「健康の結論」がKindle Unlimited対象本であることが分かり、さっそく読み進めた次第です。

といいますのも、私は堀江さんのおかげで日本人の胃がんの最大の原因である「ピロリ菌検査」を受けさせていただいたからです。

「検査」というと、身構えてしまうのですが、私がこの「ピロリ菌検査」を受けた最大の理由が「自宅で」「自分の好きなときに」「簡単に」できるからです。

検査キットの購入もネットで完結するため、病院に行く手間と時間が省ける上「検査料が安い」ことも検査をする決め手になりました。

予防医療普及協会 検査キット SHOP
https://pipipi.official.ec


私が「ピロリ菌検査(3,980円)」を受けたのが、2016年11月でした。

今では、子宮ガン検査「ヒトパピローマウイルス(HPV)検査キット(6,480円)」、大腸ガン検査「Tf大腸がん簡易検査キット(2日法)2,980円」が追加されています。

少しお得なピロリ菌と大腸ガン検査のセット販売(6,480円)もされています。

数々のガン検診があるなかで、なぜ3つだけの検診キットの販売なのかを考える必要があります。最低限この3つだけでも受けて欲しいという堀江さんの教えだと思います。

堀江さんは自分の時間とお金をかけて得た貴重な情報を自分だけでなく、私たちに伝えてくださるだけでなく、実際に「一般社団法人 予防医療普及協会」を立ち上げて行動されています。

一般社団法人 予防医療普及協会
https://yobolife.jp


「堀江さんは本当にすごいな!」

素直にそう思います。口だけのひとは沢山います。立ち上がった人を口撃するひとも沢山います。やらなければそんな批判を受けることもないのにやる。

つまり、見返りを求めず「自分がやるべき」「自分がやりたいからやる」を貫く姿!素敵すぎですよね。

その堀江さんが「健康の結論」と題した本ですので、当然、無駄なことが書いてあるわけありません。

しかも気になるけどなかなか行動に移すことが難しい「健康」についてですので、ますます期待が高まったのでした。


期待通り

堀江さんは「防げる死を防ぐ」ことを重視し、防ぐためには「検査を受けて予防する」ことを訴えます。

しかも、健康に対する意識が高い方だけでなく、関心のない方に伝えられる方法を模索されています。

事実、私が受けた「ピロリ菌検査」もピロリ菌の「ピ」をロゴマークとした可愛らしいイメージのキャンペーンに目を引かれてのことでした。

続けて「パ: 子宮ガン検査」、「プ: 大腸ガン検査」と可愛らしいイメージのままで覚えやすいキャッチフレーズになっています。

ところがその可愛らしいイメージの底には「検査をして予防するだけで皆さんの生活のクオリティを保つ、または高めることができるんだよ!」という堀江さんの強い想いを感じます。

この本で、その強い思いを専門家の方との話し合いの結果(結論)とエビデンス(証拠)を上げ、対処法を提案してくださいます。


堀江さんの凄さ

この本で改めて感じるのは、堀江さんの問題に対する考え方も知ることまでできる素晴らしさです。それが印象的だったのがAEDの重要性を示すページでした。

AED
自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき、Automated External Defibrillator, AED)
① 1 1 9番通報 (救急車を呼ぶ ) 
②胸骨圧迫 (心臓マッサ ージをおこなう ) 
③ A E Dの使用による電気ショック

堀江さんはAEDを人が緊急時にすぐ思いつくコンビニに設置すべきと考え、1台30万円という価格がネックであることを問題視します。

その答えが「使い捨てAED」です。

理由は、
実際 、設置された AEDが使われるのは 、 5年に 1回くらいの頻度
だからです。要はバッテリーの問題なのです。

さらに、AEDを誰でも使えるようにするために必須科目にして授業に取り入れることを提案されます。

それだけじゃないのが堀江さんの凄いところでして、
「意識低い系 」の人たちにどうやって知ってもらうか 。いかに自然に 「あっと気づいたら A E Dの使い方を覚えている 」状態にできるか 。
に対して「ゲーミフィケーション(ゲーム化)」して覚えて身につけることを指摘します。

堀江さんと目の前の問題を一緒に考えているような感覚になりました。
「私だったらどうするだろうか?」と。

事実、私は赤十字が開催する「救命救急講習会」を受けたことがありますし、期限は切れてしまいましたが「WFA ベーシックレベル (2日間)」の資格を持っていました。

WFA ベーシックレベル (2日間)ーWilderness Medical Associates Japan
http://wildmed.jp/products.html


いずれも意識を高く持たれた方ばかりであること、講師の先生方の熱意について行った状態でした。

ところが、WFAについて参加募集をしてみますと、大学で開催するにも関わらず、参加を希望する学生さんはほとんどいないのです。

参加費用が高額であることも否定できないのですが、学内の学生さんの参加費3,000円に収めたのにもかかわらず…です。ちなみに一般参加 24,200円でした。


まとめ

「健康の結論」では、「ピ」「パ」「プ」の検査を受ける合理的な理由、さらに、脳卒中、歯周病菌の恐ろしさとその対策について解説があります。

いずれも検査を定期的に受診する大切さを堀江さんが訴えてくださっています。

健康な今から定期検査を受けておくことで、何か問題となったとき、健康な状態よりどれほどズレた状態なのかが分かるのです。

定期的に検診を受けておくことで、自然と問題に対する対処法もきめ細かいものになります。

私が定期的に病院で検査をしているのは、歯科と婦人科です。ともに受診が終わったときに次の受診日を予約します。

期間が空くときは、Googleスケジュールに繰り返し登録しておきます。私にとっては髪の毛を切るのと同じ感覚です。散髪も同様に、支払いの際に次の予約を入れて帰ります。

一度、習慣にしてしまうと迷わないので「そういうもんだ」と納得し、反抗心もなくスルリと検査に行くことができます。

何が今自分に足りないことなのかを確認できる「健康の結論」です。


<関連ページ>