AirSimもAirTalkも素晴らしい!

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AirSIM国際電話「AirTalk」

無料通話30分がついてきた

本当にかけられるの?



<結論>

電話できるが、受けは無理。

*かけるとき韓国国内からの発信。
*着信番号は登録電話番号を表示。

更新日: 2019年5月1日

アクチベーションから一年ぶりに実際に利用できるようになった「AirSIM(エアシム)」。

アクチベーションには期限がありますが、アクチベーションした日から1年間、有効期限が延長されます。

つまり、この1年間にAirSIMを利用すれば、利用した日からさらに2年間の利用期限が延長されます。

AIRSIM ROAM
AIRSIM ROAM
開発元:Shinetown Telecommunication Ltd
無料
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ということは、2年間のうちに1度は海外でAirSIMを使えば「無期限」で使えるsimカードということになります。

もちろん海外に行かなくても、日本のプランも1日1.40ドル(156円)で提供されていますので、期限が切れる前に日本の1日24時間プランを使えば良いだけです。

年156円で世界中で使えるsimカードが手に入ると思えば安すぎます。ちなみに日本ではドコモとソフトバンク回線が選べます。


韓国プランを購入、現地で使ってみた

今回、初めて「AirSIM」を海外で利用するということで、念のためいつものポケットwifiをグローバルモバイルさんでレンタルして行きました。

というより、正直に言えば、すっかり「AirSIM」の存在を忘れてしまっていたのが本当のところです。

韓国へ出発する直前になって「そういえば…」とAirSIMを思い出した次第です。

それが証拠に、AirSIMのプランを購入したのが博多駅に向かう新幹線の中という有様でした。

AirSIMのプラン購入は本当に簡単でして、専用のアプリで利用する国を選び、その国の通信会社や滞在日数やデータ容量に応じて選ぶだけです。

支払いは、Paypalを通してクレジットカードで済ませることができます。ただし、楽天銀行デビットカードでの支払いはできませんでした。

AirSIMのプラン購入なので、simカードをAirSIMに変更してから購入する必要はありません

私は、いつもの「海外ChatSim」のエストニア産simカードを入れたまま韓国プランを購入しました。

【40代の海外SIM】販売中止に!「海外ChatSim」購入したのでレビュー!1ヶ月100円で使い放題!


現在、いつものsimカードとAirSIMのどちらか入っているか分からないときは、AirSIMアプリの「Current SIM info」で確認できます。

<My AIRSIM>
Current SIM info : 現在スマホに入っているsimカード
APN Carrier : ネット通信するための設定一覧
*基本的には現地で電源を入れると自動で設定されます
Valid Package : 契約中もしくは利用中のプラン
Used Package : 利用履歴
How to use : 使い方
Contact CS 24/7 : サポート
*Facebook メッセンジャー、Eメール、WeChat(ID: AIRSIMROAM)から選べます
→画像

今回、購入したプランは「Korea KT 5 Days 5GB 4G Data US$ 17.99
AIRTALK 30 Minutes US$ 0.00」17.99ドル(2,006円)です。

24時間プラン、2日プランがありましたが、ちょうど5日間の滞在ですし、5GBもあれば1日1GBも使えます。

このプランなら少し動画を見ても大丈夫だろうと思っていましたが、スゲ調査が忙しく、動画なんて見る暇ありませんでした。

結局、集中的にスマホを使ったのが到着日と帰国日の乗り換え待ち時間だけでした。

一生懸命、画像をダウンロードしたり、保存したり、動画を見たり、と頑張りましたが1.8GB止まりでした。3GBもったいない!

とはいえ、使い過ぎないように念のため、ネット回線を使わないときは「機内モード」に切り替えていました。

「機内モード」をオフにすると、2秒で購入したプランのKTモバイルの電波を掴んでいました。電波が2本だけでも快適なネット環境を過ごせました。


AirSIMは素晴らしい!

今回の「AirSIMが現地で使えるか試してみる」という目的は充分に果たせた訳でして、私は充分満足しています。


グローバルモバイルさんでレンタルしたポケットwifiは、同行者が使っただけで私はほとんど使うことはありませんでした。

次の海外から私は、おそらく「AirSIM」しか使わないでしょう。

ただ、現地でパソコンを使って仕事をするなら、ポケットwifi一択ですが、スマホだけなら「AirSIM」が最高でした。

グローバルモバイルさんのポケットwifiは、現地で電源を入れ、いつものwifiのように電波を選択し、パスワードを入れるだけの手軽さがあることは事実です。

しかし、ポケットwifiという「端末をレンタル」するため、どうしても保険料を掛けざるを得ません。

せっかく割安のレンタル料も保険料で追加された実質のレンタル料で薄まります。しかも、レンタルは手軽ですが、返却の手間がかかります。

返却方法は、ポケットwifiと一緒に送付してくださるレターパックに入れ、発送シールを剥がし、ポストに入れるだけの簡単な返却方法です。

しかし、そのレターパックを旅行中も持ち歩く必要があります。

返却に1日の猶予期間はあるのですが、私の場合、帰国してすぐに返却するようにしないと忘れそうで怖いのです。

グローバルモバイルさんのレンタルポケットwifiは、1日の猶予期間を過ぎると延滞料金を支払います。というか、次に使う方が待たれていると思うと、いち早く返却したくなります。

AirSIMですと、当然、自分がすでに購入したsimカードですので、返却はしなくても良いです。

飛行機が日本に到着し、ターンテーブルから荷物が出てくるのを待つ間に日本で使っているsimカードを入れ替えるだけです。

しかも、AirSIMは購入すると、かなり素敵なsimカードケースが付いてきます。
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韓国にいる間、日本で使っているエストニア産simカードはここに保存しておきました。simカードを交換するときに必要な「ピン」もついています。

しかし、このsimカードケースと送料込みで500円とか本当にどうかしています。


韓国プランに無料通話がついてきた

プランを購入したときには、あまり気にしていなかったのですが、今回、お試しキャンペーンということで、無料通話が30分もおまけでついてきました。

韓国の方とは、ほぼ同じ場所にいつも一緒に行動するので電話する必要がないのですが、せっかくなので試しに電話してみました。

と言っても実際には「今回の新しいsimカードを試したいから」とAirSIMを入れた私のスマホを韓国の方に渡して、AirTalkアプリからご自分の電話番号を入力してもらいました。

AIRTALK ROAM
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すると、きちんと電話ができるではないですか!

相手への着信番号は、私がAirSIMで登録している日本の電話番号です。その電話番号の先頭に「006」と日本の国番号がついていました。

つまり、自分の携帯電話番号が「090-1234-5678」ですと、AirTalkから発信して相手のスマホに「006 81 901234 5678」と表示されるということです。

<AirTalkによる電話call>
AirSimに登録した自分の電話番号
090-1234-5678
            ↓
相手のスマホの番号通知
006 81 901234 5678

さらに興味深いのは、発信が「韓国」となっているところです。韓国の回線を使って日本の電話番号でかかってきているという話になります。

不思議なのは、私はスマホをネット専用、通話は通話専用のドコモのガラケーを使っています。データ通信は、ドコモではなく、SAKURAWiFi のポケットwifiをデータ利用量が無制限で使っています。

*契約して1年以上経ちますが、未だにこれ以上のポケットwifiは無いです。

ドコモのガラケーの番号をAirSIMで登録したので、電話番号表示がドコモの番号になるのは当たり前と言えば当たり前なのですが、普段スマホで電話をしないので不思議な感覚でした。


AirTalk、電話の受けはできない

ところが、ドコモのガラケー番号が相手に表示されても、相手は折り返し電話ができません。相手が私の携帯電話にかけると、当然、ドコモのガラケーに着信が来ることになります。

そのため、AirSIMのおまけでついてきたAirTalkは電話するだけということになります。

実は電話の受けも事前の電話番号の登録で可能なのですが、対象は現在、香港とシンガポール地域の方のみです。

とはいえ、現在は電話が掛けられるだけで充分です。あとは、LINEなりKAKAOTALKを使えば良いだけです。


まとめ

「AirSIM」本当に凄いsimカードです。ポケットwifiでありがちな、本体を無くす心配、故障させてしまう問題がないだけでも快適なネット環境です。

ネットをするのはスマホだけなら間違いなく「AirSIM」がベストです。


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