感動が薄い?创造营?
青春有你が終了
创造营も終了
创造营の最終、感動薄いのなぜ?
<結論>
事前に選ばれる人が分かっていたから?
更新日:2019年6月11日
中国語の勉強は、すべて中国のアイドル選抜大会でやっている私です。
普通の中国語のテキストも持っているのですが、動かないし、イラストですし、正直「飽きる」のですね。
今回、中国語を勉強するにあたり、非常に役立ってくれたのが「青春有你」でした。その次は「创造营」です。
ところが、「创造营」の最終回を見たときに感じた違和感がありました。青春有你には無かった違和感です。
その違和感を突き詰めたところ、最後に選ばれる人が事前に本人に伝わっており、異常な感動の薄さが画面を通して丸分かりだったことをお知らせします。
つまり、すでにデビューする構成員は放送前から決定しており、デビューするメンバーは新曲も振り付けも完璧だったのです。
そりゃデビューが決まったことを発表されても「感動が薄い」はずです。私を含め、番組を見てる側の大勢が「 ? 」だったと思います。
なぜなら「青春有你」は、見ている側が最後まで涙・涙のハラハラしっぱなしだったからです。当然デビュー曲披露もありませんでした。
趣味「外国語の勉強」
私の趣味の1つは「外国語の勉強」です。
特に今はアジア圏の言語から攻めています。と言いますのも、お隣さんなのに「なぜこんなに言語が違うのか」不思議だからです。
人間としての「かたち」は同じなのに、同じものを表現するのに「違う音」で表現することに興味を覚えるのです。
例えば「みかん」。
「みかん」と言われれば、甘酸っぱいような感覚が思い浮かびます。「みかん」は、韓国語で「キュル」と言います。
日本語ネイティブですと、「キュル」と言われて、甘酸っぱいような感覚を感じることは無いと思います。
しかし、ネイティブ韓国人は甘酸っぱい感覚を感じるわけです。
「なんでこんなに違うのか?」
日本語と韓国語は、語順が同じです。なので、とりあえず単語だけ覚えてしまえば韓国人の方と意思疎通できます。
逆に言えば、ただ単語を覚えるだけで「あの人は韓国語が堪能だ」と誤解されるようになります。経験者談。
そのとき利用したテキストは「ハングル能力検定試験5級」と韓国語単語アプリでした。安上がりな趣味です。
*本当にこの参考書しか使いませんでした
*前使っていたアプリが無くなりました
確かに日本語でも単語さえ言ってもらえれば、その単語と状況から「何をして欲しいのか」想像できますよね。
もうすでに「Google翻訳」が進化し、ソースネクストさんから「ポケトーク」なる翻訳端末が販売され「外国語の勉強は不要」になりそうです。
ただ、趣味・教養としての「語学学習」は残っていくと思います。充電が切れたら、スマホもポケトークも使えませんからね。
海外旅行中、現地で「災害にあったらどうする?」という話です。知識は荷物になりません。
中国語の勉強「開始」きっかけ
韓国語を適当に終わらせたので、次は中国語の勉強です。
高校生の時に中国から留学でなく、普通に入試を受けて入学してきた中国からの同級生がいました。
苦手というか詰まる場面があった教科は「国語」でした。日本と中国で共通して使われている漢字を「中国語読み」してしまうのです。
そのとき、「この漢字は中国語でそんな風に読むのか〜」とプチ異文化交流していたわけです。喋るときは普通だったので、文字に流されてしまうようなのでした。
それから数十年後、中国で開催される学会に参加することになり、本格的に中国語の勉強をすることにしました。
私はテキストを1冊しか使いません。同じ本を何度も読むのです。1冊の本を何回か読んだら飽きるので、Youtube勉強法にすぐ切り替えます。
韓国語のときも同じでして、基本を学び、ハングル検定の一番簡単な級に挑戦してから実践になりました。
私の顔面の韓国度と中国度は、異常に高く、韓国では「あなた本当は韓国人ではないか?」と韓国人に面と向かっていわれました。
中国では現地の方に「地下鉄の乗り換え方法」を尋ねられることから始まり、学会会場では現地の先生に中国語で話しかけられました。
日本人だと言っても信じてもらえず「你好」と言ってみろと言われ「你好」言うと、「やっぱり中国人じゃないのか」と首をかしげられる始末。
余談として、女子トイレから出たところで中国人の学生さんに「アンニョンハセヨ」と韓国語で話しかけられるという奇跡もありました。
世界規模で他人から話しかけやすいアジア顔である利点を生かし、「これは益々、中国語を勉強しなければ」と思ったのでした。
ま、趣味ですので自分のペースでできますからね。
Youtube勉強法で違和感
青春有你が終わり、UNINEがデビュー。101人から選抜された9人が今、中国全土のファンとである「ファンミーティング」真っ最中です。
この9人が選ばれるまでの努力と苦労を動画を通して見ているので、ファンも待ちに待ったというところでしょう。
選抜の段階で、固定ファンがそれぞれのメンバーについているので、普通にデビューするグループよりも有利です。
たった4ヶ月の選抜大会ですが、デビューさせる側としては、プロモーションの時間が十分取れているわけです。
デビューできなかった訓練生でも、突出したイケメンはそのまま芸能活動を継続できているので、選抜戦に参加することはお互いに有効ということになります。
この選抜戦「青春有你」最終回は、選ばれるために出場している最後20名ほどの訓練生がこれまでの月日を思い出しながら「涙涙」の放送となりました。
「誰が選ばれても不思議では無い」場面で、選ばれるかどうか分からない若干の不安を伴う綱渡り感から来る「特殊な緊張感」が画面を通してビンビン伝わってきました。
「3位までは固いだろう」と思われたものの、突然の大番狂わせもあり、番組側の運営方法に疑問が唱えられたりもしました。
それも含め、名前を呼ばれデビューが確実になった訓練生は「涙・涙」。
いつもは斜に構えたクールなイメージが崩壊し、これまで応援してくれたお母さんを思い「お母さん」というのも喉に詰まる場面を見ますと、こちらまで感極まってしまいます。
中国語で「お母さん」は「マー(ママ)」ですので、それすらも選ばれた感動の嗚咽で詰まってしまうという。。
それを見た周りの訓練生も大量の涙。
これが普通の最終回と思っていました。
ところが。。。
「创造营」何この予定調和?
青春有你の終わり頃から見始めた「创造营」。
最後まで読み方が正確に言えなかったのですが、動画の本数が多いので、つい見始めてしまいました。
最終回は、4時間の大巨編でした。Youtubeで4時間も放送できることにも驚いたのですが、その内容にも驚かされました。
デビュー目前として、最後に披露する芸の深さに心底感動しました。
とにかく多芸多才な最終選抜者たちです。
ピアノは当たり前、バイオリン・中国雑技・歌・ラップ・ダンスなどなど、最後の決戦を迎え、自分の最大限を魅せる魅せる。
ところが、肝心の最終選抜で名前を読み上げられたときの最大の感動場面なのに、名前を呼ばれても「反応が異常に薄い」のです。
「反応が異常に薄い」というより「感動した表情をしないといけないが、やはり難しい」という表情なのです。
周りがいくら「おめでとう」と言っても「ああ、うん」という程度。泣くとしたら一緒に選ばれなかった訓練生のことを思ったときのような感じなのです。
「青春有你のときとえらい違うな」と思いつつ見ていたところ、原因が最後になってわかったのです。
最終選抜で名前を呼ばれたデビューチームが、グループ名が披露されて改めて舞台に出てきたとき、なんとその新グループの新曲を振り付け込みで完璧に歌いきったのです。
「え?どういうこと?今日初めてデビューできることが分かったはずじゃないの?」
という話です。
青春有你ですと、デビューチームの構成員が分かった段階で番組は終了しました。当たり前です。デビューが決まってからでないと、誰が新曲の練習をするのか分かりませんから。
ところが、今回の创造营は、新グループ名が含まれた歌詞の新曲をたった今メンバーが明らかになったはずの訓練生たちが完璧に歌い切るという…
違和感が拭えません…というか最後まで残った他の訓練生たちが可哀想じゃないですか。
選ばれるかもと期待しつつ最後の力を振り絞って芸を披露したら「最終回が始まる前からデビュー構成員は決まってました」とか。
「最終回に出る気無くすわ」という話です。
確かに番組的には、最後にデビューチームが完璧に新曲を振り付け付きで完璧に歌いきったのは感動しました。
しかし、他の訓練生たちの気持ちを考えると何とも言えない複雑な気持ちになりました。いつもは元気印も抑え気味。
せっかく苦労を乗り越えて名前を呼ばれた訓練生たちが「何とも言えない表情」をしていた理由がそこで分かったのです。
彼らの心中も複雑だったことでしょう。
今回の创造营最終回は「ちょっとやり過ぎ」感が満載で、出演する側も動画を観る側も複雑な気持ちになってしまったという話でした。
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