大阪駅から徒歩2分は真実

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5年ぶりの予防接種

病院の場所が移転

ちゃんと行けるかな?



<結論>
近すぎて通り過ぎた
院内は同じ作りで安心

<フィリピンに行く前に受けた予防接種>
A型肝炎
B型肝炎
狂犬病
破傷風・ジフテリア・百日咳
*合計金額 116,640円

<今回:狂犬病4回目>
再診料   1,080円
狂犬病 12,960円
ーーーーーーーー
合計     14,040円

更新日: 2019年6月23日

海外旅行に行くなら必ずその国の危険情報を確認していく必要があり、予防接種で事前の安全対策をして行くべきで、おすすめの専門病院を紹介する話です。

岡山からですと、北海道に行くよりも韓国に行く方がお値段的にお安くなっている現在、海外旅行に行くことはすでに日常生活の一部になっております。

ところが「日常生活の一部」になっていることが、返って行くことへの心理的ハードルが下がり、安全面の対策を怠りがちになります。

海外は文字通り「海を挟んだ外側」であり、日本の常識のまま現地に行くと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。

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アジア圏で言うと、私が実際に訪れた場所にフィリピン、中国、韓国があります。

中国と韓国は、現地の方が迎えにきてくれて空港から即車の「ドアツードア」の生活ですので、安全面は問題なしで気軽に過ごせるようになっています。

フィリピンは、セブ島に英語を勉強しに3週間滞在しました。セブ島と言えば、観光地でスタバもありますし、安全だろうと思われると思いますが、実際には貧富の格差が大きい地域です。

でかいイオンのような大型スーパーの脇では、普通にストリートチルドレンが待ち構えていますし、物乞いのご老人に日本人だと見破られて追いかけられるということがありました。

道路も完全に舗装されているわけでもなく、信号の無い通りを自己責任で渡るという苦行もあります。

申し込みした語学学校では、セブ島のカリマンタン空港から滞在先の宿舎まで自力で行くか、迎えを頼むかという選択肢があり、私は当然お迎えを3,000円で頼みました。

お迎えの中では、運転手さんがセブ島の生活事情をいろいろと教えてくれるのですが、途中「あの若者は飲酒運転をしている」とフラフラとした運転を指さすのです。

セブ島でお迎え3,000円は異常な高額なのですが、このお迎えの運転手さんは日本人でして、私にとっては日本語が通じる現地人として頼みの綱だったわけです。

何しろ、関空からフィリピンのマニラ空港で国際線で渡り、マニラ空港で国内線に乗り換えるということ事態も今考えると良くやったと自分を褒めてやりたいです。

<岡山からセブ島>
岡山ー関空
関空ーマニラ空港
マニラ空港ーセブ空港

フィリピンのマニラ空港と言えば、まず海外ですし、日本語は当然通じません。現地語は「タガログ語」です。自力でこの道が正しいかを英語で聞かなければなりません。

現地の言葉はタガログ語ですが、空港だから必ず英語が通じます。ここで英語の大切さと有効性を身を以て感じるのです。


<セブ島留学いくらくらいかかる?>
→社会人向けに特化したMeRISE留学
(面談無料)
とりあえず話を聞くのは基本です。安心。
*私はトータルで30万円。学生さんも一緒の学校と寮でした。


フィリピンの国際線と国内線は、韓国のプサン空港と同じく歩いて5分程度のところにあります。それすら「たったひとり」ですと、大冒険です。

空港の職員の方に、何度も聞きながら国内線ロビーに到着です。あとは、どの空港でも同じ仕組みになっているので安心です。

出発までの間は椅子に座ったり、トイレに行ったりしただけで買い物すらできず、怖くて何もできませんでした

ひとりで海外に行ける方々を本当に尊敬します。すべてをひとりで背負って行く勇気は、フィリピンで散々消耗した私にとっては尊敬しかありません。

ちなみに、私がフィリピンに行く前に熟読したサイトは、外務省の海外安全ホームページです。
国 ・地域別の海外安全情報外務省
https://www.anzen.mofa.go.jp

もっと気をつけないといけないことがある

ひとりでなくても海外に行くときには、スリや犯罪のほかに気をつけないといけないことがあります。

そのひとつが、現地の感染病です。

感染病は、生水を飲まなければ大丈夫なわけではありません。こちらがいくら気をつけても、意図せず動物から噛まれる可能性があります。

その動物が狂犬病にかかっていないとは限りません。噛まれたら噛まれた傷に唾液が染み込み感染します。唾液で感染って簡単すぎます。

フィリピンももちろん普通に野犬が道を歩いていました。いくら海外保険に入っていたとしても、噛まれない保証はありません

いきなり「狂犬病」を例にあげましたが、「狂犬病」が発生していないと考えられている国は世界で限られた国しかありません。

<狂犬病が無いと考えられている地域>
アイスランド
オーストラリア
ニュージーランド
フィジー諸島
ハワイ
グアム
*2013年7月現在
指定地域(農林水産大臣が指定する狂犬病の清浄国・地域)動物検疫所
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/rabies-free.html
なんと世界で6地域のみで、すべて海で囲まれた地域です。同様に海で囲まれている「台湾」も狂犬病が無いと考えられていましたが、2013年現在、発生が確認されたため対象から削除されています。
台湾における野生動物の狂犬病の発生について(第一報)(平成25年7月17日付自治体狂犬病予防担当課宛)厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/dl/0717_01.pdf
現在、日本では、犬などを含めて狂犬病の発生はありません。
しかし狂犬病は、日本の周辺国を含む世界のほとんどの地域で依然として発生しており、日本は常に侵入の脅威に晒されていることから、万一の侵入に備えた対策が重要となっています。
狂犬病(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/


体の中の安全も確保した上で海外に行く

自分も家族にも安心して海外に送り出してもらうには、それなりの努力とお金がかかります。

ある意味「投資」と同じでして、事前に小額をかけておくことで「重要な事態」に陥った場合の安全が担保できるのです。

安全とまでは行かなくても「何らかの対処法がある」、これが大事なのです。

先ほどの狂犬病に関しましても、事前の予防接種を受けておくことで、万が一、野犬に限らず他の野生動物に噛まれた場合、最悪の事態を免れる可能性が高くなります。

そのためには、専門の病院で相談して適切な処置を受けて旅行先へ行くのが、自分でできる一番良い手段となります。

そこで、私がフィリピンのセブ島で英語を学びに行くときにお世話になったのが「梅田トラベルクリニック」さんでした。


梅田トラベルクリニック

外務省や厚生労働省などのホームページで危機感を募らせた私が見つけたのが「梅田トラベルクリニック」さんでした。

梅田トラベルクリニック
TEL 06-6344-6701(完全予約制)

とにかく「岡山から近い専門病院」であること、これが大事なのです。高速バスで3時間ですが、早割で往復5,000円くらいです。
高速バス路線案内<大阪駅・なんば・湊町・USJ線>
https://www.ryobi-holdings.jp/bus/kousoku/r06osaka/
「梅田トラベルクリニック」さんは、「トラベルクリニック」という看板どおり、海外へ渡航される方のための予防接種専門の病院です。

つまり、「問診と注射」だけの病院です。

院長先生が自ら注射を打ってくださいます。注射を打つ前は、じっくり注射についての問診があり、注射を打つことに対する同意書にサインが必要となります。

同意書にサインして契約する形式にちょっと違和感を感じるかもしれませんが、いわゆる「保険の効かない病院」ですので、このような契約書が必要なのだと思っています。

「保険の効かない病院」で不安になった方もおられると思いますが、それぞれの予防接種のお値段はホームページに表示されています。
明朗会計です。
接種可能なワクチン(梅田トラベルクリニック)
http://umedatc.com/inoculable.html
「狂犬病」は、1本12,960円です。

初診料3,240円、再診料1,080円ですので、今回狂犬病4回目接種の私が支払ったのは、合計14,040円でした。

<今回の支払い>狂犬病4回目
再診料   1,080円
狂犬病 12,960円
ーーーーーーーー
合計     14,040円

<フィリピンに行く前の予防接種>
A型肝炎
B型肝炎
狂犬病
破傷風・ジフテリア・百日咳

「楽天銀行デビットカード」で支払いできたので、140ポイントを獲得しました!


駅から2分の好立地に移転

久しぶりに訪れた「梅田トラベルクリニック」さん、なんと場所が移転していることが予約の電話の段階で明らかとなりました。

さっそくホームページを確認すると、
駅から2〜7分
と書いてありました。

「え?大阪駅から2分とかあり得る?」と思い、Googleマップで検索すると、大阪駅を背にして信号を1つ渡るだけで到着しそうな勢いです。

目印は、このビルです。
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大阪駅を背にして立つと、一番目立つビルがあります。まず、それを目指して歩きます。そのビルの左手に「タリーズコーヒー」があります。

「タリーズコーヒー」と同じビルの11階に「梅田トラベルクリニック」があります。「タリーズコーヒー」には入らず、階段を降り、地下からエレベーターで11階へ行きます。

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*14階に「メルペイ」さんが入っていてちょっと感動しました

この案内看板の左手にこのような風景が広がっていると間違いなしです。
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同じビルの「タリーズコーヒー」の案内


まとめ

次回は、5年後に「狂犬病」と「破傷風・ジフテリア・百日咳」の予防接種があります。狂犬病は5年ごと、破傷風・ジフテリア・百日咳は10年ごとの接種です。

<接種スケジュール>
   狂犬病( 5年ごと)
3種混合(10年ごと)破傷風・ジフテリア・百日咳

今回、病院の場所が移転したこともあり、余裕を見て1時間前に大阪駅に到着しておきました。

ところが、病院の移転先があまりにも近すぎて、予約時間の1時間以上前に病院に到着してしまいました。

そんな私に院長先生はじめ病院の皆さんは臨機応変に対応してくださり、病院到着から問診票記入を終えた5分後には、注射することになりました。予約の1時間前です。

次の予約まで時間があるから

とのことでしたが、注射の後に先生から
「岡山からお越しなら、今日は大阪をぶらぶらして帰られますか!」
「はい!ぶらぶらします(笑)」
遠くから来た私に気を使ってくださったのだと思います。感謝です。

私が到着したとき、他の患者さんは、5歳くらいの親子連れが二組おられました。最近は、集団接種で接種できる種類が限られ、任意の予防接種となっているものがあります。
定期接種と任意接種(ワクチン.net)
https://www.wakuchin.net/about/universal.html
KNW!VPD VPDを知って、子どもを守ろう
http://www.know-vpd.jp

海外旅行のためが一番の理由と思いますが、任意接種のためにいらしているのかもしれないなとも考えたのでした。

任意接種は自己負担ですので、あらかじめホームページで料金を確認できる「梅田トラベルクリニック」さんはやっぱりありがたいなと思いました。



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