楽天超ミニバイトで「楽天スコア」の存在感

FullSizeRender

楽天超ミニバイト?

楽に儲かるの?

超ミニバイトの目的は?



<結論>
私のデータをビックデータとして企業に売り込み、その企業へ提供するサービスは、またしても私がやるという仕組み。感動。

楽天: 会員情報をビックデータとして企業に提供
会員: 自分で了承した上なので問題にならない


<楽天超ミニバイト>
会員: 楽天会員の情報を個人を特定しない範囲で利用されている会員制バイト

企業: 楽天会員のうち想定顧客に近い対象の答えを確実に得られる

楽天: 年齢、性別、購入履歴、銀行利用履歴など楽天経済圏での活動を把握しているので、企業の求める対象を提供できる

更新日: 2019年7月3日

「Yahoo!スコア」「LINEスコア」が話題になっている中、楽天はすでに「楽天スコア」を企業利用促進していた話です。

ネガティブな印象でなく、「三木谷さん流石や〜」と感動した話です。


楽天経済圏、のめり込む私

昨日、楽天カードを申し込み、すっかり楽天経済圏に身も心も捧げる決意を固めた40代です。
楽天カード
楽天カード
開発元:RAKUTEN CARD,INC.
無料
posted withアプリーチ

今となっては「なんでもっと早く利用しなかったんだよ」と思うのですが、ひとの気持ちは他人には中々変えることはできません。
こうして自分の経験を通じて「良い」と判断しないと実際に動けません。

私が楽天経済圏に入ったのは、2018年8月です。

もちろん、それまで楽天会員としてアカウントを持っておりましたし、楽天市場で買い物をしたり、楽天トラベルも利用していました。

しかし、今と比べると利用頻度は劇的に低いものでした。一度、楽天銀行も申し込んだのですが、私の方が慣れていなくて解約した経験もあります。

今となってはすべてが笑い話になるのですが、近くに利用している方や経験者がいなければ新しいことに挑戦するのは勇気が必要です。

また、当時のスマホは今と比べて性能も良くなかったですし、そもそもスマホをそれほど使っていなかった私です。

去年というタイミングも良かったのだと思います。

実際には、楽天証券の口座を開設したついでに楽天銀行の口座を開いたことに始まります。楽天銀行の口座を開いたついでに、楽天銀行デビットカードを半ば仕方なく申し込みました。

iSPEED - 楽天証券の株アプリ
iSPEED - 楽天証券の株アプリ
開発元:Rakuten Securities, Inc.
無料
posted withアプリーチ

楽天銀行
楽天銀行
開発元:楽天銀行株式会社
無料
posted withアプリーチ

ところがビックリ!今一番利用率が高いのは最後の「楽天銀行デビットカード」なのですから人生何が起こるか分かったものではありません。

「楽天デビットカード」を手に入れてからというもの、急速に私のキャッシュレス化が進行し、現金しか使えないお店を避けるようになりました。

少し前、老後2,000万円問題が話題となりましたが、40代の私ですら「たった半年」でこのような劇的な変化を遂げるのですから、数十年後の日本と60代になった私を想像するのは難しいと思わざるを得ません。

とはいえお金はどう考えても大切ですので、どうにかしておくために投資をしているわけです。お金を貯金しておくのは生活に必要な最低限だけ置いておき、あとは投資に回します。

100円を100円のまま20年保管しておくと、100円の価値は確実に目減りします。今100円で買えているものが、20年後、100円だけでは買えなくなる可能性が高いのです。

だからリスクを取ってでも投資するのです。

私も国の政策「iDeCo(いでこ)」「つみたてNISA」を最大限活用すべく、最近になってやっと方向転換しました。

「つみたてNISA」は、楽天銀行で「スーパーVIP」になるためだけに1日100円を設定していましたが、2019年6月26日からその設定が無駄になりました。

そこで、1日1,300円に設定変更して、年40万円までの「つみたてNISA」を最大限活用するようにしました。

今回の変更を楽天銀行の「改悪」だと最初は思っていましたが、私のように改めて「NISA」について考えさせられる良いきっかけになった同志も多いのではないかと思います。


「楽天PointScreen」に気になるタイトル

楽天経済圏にのめり込んでいる私は、当然、「楽天PointScreen」「楽天PointClub」で毎日楽天スーパーポイントを貯めています。

楽天スーパーポイントスクリーン
楽天スーパーポイントスクリーン
開発元:Rakuten, Inc.
無料
posted withアプリーチ

楽天ポイントクラブ~楽天ポイント管理アプリ~
楽天ポイントクラブ~楽天ポイント管理アプリ~
開発元:Rakuten, Inc.
無料
posted withアプリーチ


楽天スーパーポイントは「1ポイント=1円」として使うことのできる魔法です。楽天経済圏で何かしら行動を起こしたら報酬として受け取れることができます。

楽天市場での買い物でも当然お値段に応じて、ポイントが貯まるのですが、楽天経済圏で使っているサービスを増やせば増やすほど、ポイント獲得倍率が上がります。

今回私が申し込んだ「楽天カード(クレジットカード)」ですが、楽天市場で楽天カード決済しますと、ポイント獲得倍率(+2倍)になります。

私は、楽天証券でポイントを使った「ポイント投資」をしています。「ポイント投資」のポイント獲得倍率(+1倍)です。

よって楽天市場で1,000円の買い物をすると、通常は10ポイント獲得できますが、これら「楽天カード決済」と事前の「ポイント投資」で30ポイント獲得となります。

<楽天市場ポイント獲得>
通常:10ポイント
少なくとも3倍以上のポイント獲得
*楽天経済圏の対象の利用サービス数による

これ以外でのポイント獲得方法が数々ありまして、「楽天インサイト」もそのひとつです。「楽天インサイト」はアンケートに答えるとポイントがもらえる仕組みです。

楽天インサイト(旧:楽天リサーチ)
楽天インサイト(旧:楽天リサーチ)
開発元:Rakuten Insight, Inc.
無料
posted withアプリーチ

「楽天インサイト」のアンケートは毎日あるわけではないので、通知が来たら回答する程度です。もらえるのは数ポイントだけですが、数分の隙間時間でもらえるのはありがたいです。

このような感じで、私の生活に急速に入り込んできた「楽天経済圏」。私がここ半年で楽天経済圏にハマった理由も分かっていただけると思います。

そんな私の目に留まったのが、楽天PointScreeenで見つけた「楽天超ミニバイト」でした。
FullSizeRender


これまで、アンケートやレシート撮影で隙間時間でもらえるポイントはいただいてきました。

実は、レシート撮影「Pasha!」は、毎日コンビニに行かないので1回しか利用していないのです。しかも、購入日にレシート送信しないといけないので、速攻で面倒くさくなりました。

楽天Pasha!
https://pasha.rakuten.co.jp/

それでも、そういうポイント獲得方法もあることを学べたことに感謝しています。そして、次出会ったのが「超ミニバイト」でした。

ほう、新しいポイント獲得方法があるのか

と思いましたら、すでに2018年3月2日から公開されているサービスでした。超ミニバイトですので、数分単位でできるバイトです。

楽天、クラウドソーシングサービス「楽天 超ミニバイト」を提供開始
- マーケティング調査や事務作業を低コストかつ短期間で実現 -(楽天 2018年3月2日)
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/0302_01.html

バイトを開始する前に、事前に規約に同意することが求められます。これは、レシート撮影「楽天Pasha!」もアンケートの「楽天インサイト」も同様です。

FullSizeRender


実際にやるバイトは、「文字起こし」と「仕分け」です。スマホでできますが、コピペ作業がある仕分けはパソコンの方がやりやすいでしょう。

しかも「楽天超ミニバイト」は、いつでもできるわけではありません。「楽天PointScreen」に出てきたときだけバイトすることができます。これも「楽天インサイト」と同じです。

先ほどの楽天からのニュースでポイントなのは、

一般的なアンケートに加え、バナーデザインのABテスト、データの正誤チェック、AI(人工知能)の機械学習用データの収集などを依頼できます。
また、アンケートにおいては、楽天会員IDに基づく年齢・性別などの基本的な属性情報や、楽天サービスの利用状況といった行動特性を組み合わせた分析結果を得ることも可能です
楽天、クラウドソーシングサービス「楽天 超ミニバイト」を提供開始- マーケティング調査や事務作業を低コストかつ短期間で実現 -(楽天 2018年3月2日)https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/0302_01.html

私としては、バイトしてポイントをもらっているだけなのに、AIが賢くなるためのデータ提供にも関わることになるのです。機械のために人間がお金をもらって働く仕組みです。

企業側としては、
・基本的な属性情報
楽天会員IDに基づく年齢・性別など
・楽天経済圏での行動特性
・楽天サービスの利用状況
に基づいたデータを組み合わせて分析することができるのです。

気になるのが「楽天サービスの利用状況」でして、楽天サービスは市場、モバイル、銀行、証券など多岐にわたります。
サービス一覧(楽天)
https://www.rakuten.co.jp/sitemap/sp/

楽天で利用しているサービスすべてが「楽天サービスの利用状況」に含まれるとしたら、それはすでに「楽天スコア」です。



「楽天超ミニバイト」やってみた

とりあえず、どんなもんかと「楽天超ミニバイト」の「文字起こし」をやってみました。画像に出てくる文字を入力するだけの簡単なお仕事です。

画像の文字は、手書きではなく、パソコン文字なので難なく読むことができました。問題は、入力方法でして、入力する方法が細かく指定されます。

でもご安心ください。入力前に必ず練習時間が設けられています。久しぶりに入力するときにはありがたい制度です。

40代はたいてい同じ箇所で間違えます。

「文字起こし」のバイト件数は少なく、すべてのバイトをこなすのは5分以内で終わりました。あっけないものです。
それとも40代独身に求められているバイト数自体が少ないのでしょうか?

肝心のポイントですが、当日はいくらポイントがもらえるのかわかりませんでした。真っ白でした。ポイントを与えても良いかどうかの判定に時間がかかるのでしょう。真っ白の空白状態です。
FullSizeRender


ポイント獲得するのに、通信料金を考えるとプラマイゼロ、むしろマイナスだろうと考える方がおられるかもしれませんが、私には無問題です。

データ利用量が無制限で3日縛りのない「SAKURAWiFi 」を使っているからです。こちらは、2018年から愛用しています。

SAKURAWiFi 」のおかげで、Youtubeも毎日見放題!《ソフトバンクLTE 4G回線》で、月4,514円(税・保険料込)違約金も無しなので、一度、試してみてはいかがでしょうか。

2019年6月からは、初期費用3,000円(税抜)となり、ますますお得になりました。私が契約したときは、付加機能使用料も加算されましたし、今より事務手数料も高かったですよ!

契約事務手数料(初回のみ):3,980円 
付加機能使用料(初回のみ):4,980円

容量無制限“SAKURAWiFi ”を契約してみた《2018年2月から契約中》


「楽天超ミニバイト」の仕組みの凄さを知る

「楽天超ミニバイト」は、2018年3月2日にリリースされたサービスです。
FullSizeRender


「サービス」と書きましたが、サービスされるのは仕事を依頼する企業です。サービスするのは楽天会員で、その仲介を楽天が担っているのです。

<楽天超ミニバイトの仕組み>
企業
↓(依頼)↑(回答結果)↓(報酬)
楽天
↓(依頼)↑(回答)        ↓(報酬ポイント)
楽天会員

改めて楽天から企業側に公開されているサービス内容を見てみましょう。

法人向けクラウドソーシング
スピーディーに「人の感覚」の大量のデータ収集。
120万人以上が利用しているツールで、ー気にデータ作成、ユーザの声の収集が可能!
レポートが早いから、すぐにビジネスにいかせる!(楽天超ミニバイト)
https://minijob.rakuten.co.jp

<サービス内容>=バイト内容
1. タスク型(仕分け・文字起こし・AI学習用)
2. アンケート型(ネットコピペ・アンケート・ABテスト)



1. タスク型
人間の判断を活用する必要のある大量の作業を、圧倒的なスピードで実行可能です。

2. アンケート型
楽天会員の基本的な属性や楽天サービスの利用履歴をもとにした調査が可能です。

私にとって、ここでもやっぱり注目すべきは「楽天サービスの利用履歴をもとにした調査」になります。楽天経済圏での動きをすべて把握されているということです。

楽天会員になって確実に生活の質が良くなっているので、その反面として行動すべてがデータ化されて把握されるのは当然といえば当然の話です。

私たちは、楽天会員になるときや、楽天超ミニバイトなどを利用するときには必ず「規約に同意」しています。

こうして集めた私のデータを「ビックデータ」として企業に売り込むとは、しかもその企業へ提供するサービスはまたしても私がやるというこの仕組み!

感動しかないです。頭良すぎだろう。

最近、「アントフィナンシャル」を読みまして、AliPayに代表されるジャック・マー率いるアリババの「躍進の理由」を知った私にとっては、楽天は日本で唯一、アリババに対抗できるのではないかと思ったくらいです。


球団買収のときもそうでしたが、三木谷さんは少しずつ少しずつ土台を固めて確実に前に進むタイプ。決して、表舞台で大暴れするタイプではないのですが、確実に歴史に残る人でしょう。



<関連ページ>