freetel P6は格安sim向けに作られている!
LINEモバイル契約
freetel P6にsimセット!
え、いきなり使えたけど・・?
<結論>
freetel P6は「APN設定」しなくても良い
LINEモバイルの説明では「APN設定」しないとネット通信できないと書いてあったのに、しなくてもできた話です。
通信費との戦い、docomoへの信頼
「いかに毎月の通信費を安くするか」に興味関心のある私。
自分の通信費は、通話とネット通信を分離し、通信の保険を用意することで、自分なりに納得した料金を支払っています。
通話で大切なのは「必ずつながること」。
山でも都会でも、緊急時でもつながる可能性が一番高いのは「docomo」でしょう。
「山でもつながる」証明として、八ヶ岳の赤岳頂上からdocomoの電話を受けたことがあります。長野県と岡山県です。
平地なら特に疑問を感じることのない「長野県と岡山県」間の通話です。
しかし、「赤岳」という岩山、しかも頂上という特殊環境から連絡ができたということでdocomoの通話に対する信頼性が高まったのは当然です。
「やっぱり通話はdocomoに限る」
さすが、郵政省の外郭団体として設立された「日本電信電話公社」です。
docomoは「NTT」。では「NTT」を省略しないで表すと?
NTT=Nippon Telegraph and Telephone Public Corporation
=日本電信電話公社
1952年から国策として設立された「公社」ですので、まず歴史がある。そして、その歴史に裏付けられたプライドがある。
「つながらない訳にはいかない」ということです。
それも含めて考えますと、少なくとも通話は「docomo」にすべきです。しかも格安の方でなく「docomoとの本契約」で、です。
格安simでdocomo回線を間借りすると、先日私が遭遇した「海外Chatsim」のように後回しされかねません。
海外Chatsimの素晴らしさと日本での落胆
「海外Chatsim」は、現在は使われなくなってきている世界の回線を「1ヵ月100円」で使い放題できるSNSデータ専用のsimカードです。
「使われなくなってきている回線」とは、2G、3G回線のことです。4G、LTEと新しい回線の利用が開始された後、使われなくなった回線のことです。
2G回線、3G回線については、世界から見ますとまだまだメインで使われている地域も多いのも事実です。
また、次の5G回線の利用が主流になれば、現在メインで使われている4GやLTE回線も、「海外Chatsim」のような格安simサービスで利用される可能性があります。
日本ですと、「docomo3G回線」が利用できます。現在は、新規購入できません。
対応キャリア一覧(海外Chatsim)
http://chatsimjp.com/manual/roaming_list_70727.pdf
アフガニスタンからウズベスタンまで広範囲な上、4G回線が使える地域があることに注目です。
*ところが、2019年7月3日から3G回線すら急に使えなくなりました…
しかし、こんな便利な「海外Chatsim」は日本では販売中止になってしまいました。
その理由は、サポート面での問題と日本でのLINEだとテキストメッセージよりも「スタンプ」が多用されるため、利用者の希望に答えられないからです。
イタリアのChatSimはわれわれにサポート権限がなく
LINEのスタンプが送れないというトラブル
ユーザビリティの面で迷惑を掛けたくないということで販売を終了
レンタルWi-Fiにはない「圧倒的な利便性」 海外SIMに注力するアイツーの戦略 (1/3)2019年04月24日 06時00分 公開
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1904/24/news044.html
ところが、本家イタリア「Chatsim」ですと、少し割高になってしまいますが、今でも購入はできます。
「1ヵ月250円」と値上げになりますが、利用できるSNSアプリが倍増します。値上げされるとはいえ、やっぱりどう考えてもお得です。
<本家Chatsimで使えるアプリ>
WhatsApp*
Telegram
BBM
Facebook Messenger*
WeChat*
QQi
Line*
Hike
Kakao
BiP
*「海外Chatsim」で使えるSNSアプリ
Chatsim
https://www.chatsim.com/personal
docomo 3G回線に問題が!?
ところが、2019年7月3日以降、本家docomo契約者の方々がネット通信しにくい状態となりました。
具体的には、通常4G回線やLTE回線でサクサクつながっていた方々がなぜか「3G回線」につながってしまう現象が発生していたのです。
2019年7月25日の段階でも「圏外になってから3Gになった」とのTwitterでのツイートがありました。検索は「docomo 3g」です。
つまり、docomoと本契約されている方々ですら、約1ヵ月も通信しにくい状態が続いているということです。
そこで問題となったのが、私と同じ海外Chatsimを使っている母です。
私は通常、ネット通信はポケットWifi「SAKURAWiFi
」で運用しています。ポケットWifiなので、私が家を出ると、必然的に家にいる母はWifiを使えなくなります。
これまでは、海外Chatsimが3G回線でも快調に利用できていたので、特に問題ありませんでした。
ところが、2019年7月3日から続く3G回線の混線の影響により、事実上、母の海外Chatsimが使えなくなったのです。
「これはマズい!何とかしなければ」
どうでも良い母のよもやま話を私が効く羽目になってしまいます。
LINEならLINEモバイルで決まりでしょう
海外Chatsimを入れたfreetel Priori2で利用していたのは「LINE」のみです。
私がそのようになるよう設定し、Priori2を「LINE専用機」にしました。単機能の方が、使う側も覚えやすいし、教える側も面倒くさくないからです。
Android端末の利用には、Gmailが必要ですが、これはもちろん私が設定しております。
Gmail設定から教えていたら、母がLINEを使えるようになるまで2年はかかるでしょう。
つまり、母に渡す段階で「LINE」アプリしかなく、LINEアプリを開くとすでに母の友だちが並んでいる、すぐ使える状態で渡すのです。
面倒くさいですが、そこを乗り越えれば楽です。LINEの使い方を教えた以上、無限の無料サポートはやむをえません。
海外Chatsimが使えなくなった今、LINEしか使っていないのですから、代わりになるのは当然「 LINEモバイル
(データ専用simカード)」しかないのです。
速攻でデータ専用simを注文し、同時に新しい端末「freetel P6」も購入しました。
↓販売会社が違うだけで端末は同じものです
これまで利用していた「Priori2」が3G回線までしか対応していないからです。4GとLTE回線でないと快適に「LINE電話」ができません。
というのは後付けで、私が「freetel P6」を買いたかっただけという話です。
なぜなら、P6は、クラウドsim「Glocal Me」が使える上、私がPriori2から気に入っている「デュアルsim」です。
Glocal Me「P3」
https://m.glocalme.com/US/en-US/worldphone/p3
「P6」発売当初、欲しくてたまらなくなったのですが、買ったところで利用場面が無いのであきらめていました。
しかし、今回は「買わなければいけない」理由がある!やったね~
LINEモバイルをP6に
LINEモバイル(データ専用sim)は、なんと注文した次の日には到着しました。
開封すると、これからやることが書いてある紙が入っていました。
「下記の設定を行わないと通信・通話ができません」と大きく書いてあります。
その注意書きで、最初にやるのが「利用開始手続き」でした。
注文するときに作成したLINEモバイルアカウントのマイページにログインし、「利用開始手続きをする」ボタンをタップするだけでした。
その15分後には、「サービス開始のお知らせ」が届き、私を驚かせました。仕事が早すぎです。
ところが、肝心の「P6」が届いていないので「おあずけ状態」。「P6」が届く2日後まで待ちました。
ようやく届いた「P6」。さっそく、画面フィルムを気合いで張り付け、simカードを入れます。
その前に、「P6」自体の設定が必要です。
とりあえず、Wifi接続を求められるので、ご自慢のポケットWifi「SAKURAWiFi
」を入力。
Gmailアカウント、「P6」自体のアップデートができたら、次は、「カスペルスキー
」アプリのインストールです。
「LINE」アプリよりも先にインストールすべきなのが、ウィルス対策アプリです。
いろいろあるウィルス対策サービスで私が選んでいるのが「カスペルスキー
」です。
カスペルスキー公式ブログ
https://blog.kaspersky.co.jp/
毎日更新されるセキュリティに対する警告をご覧ください。
こんなセキュリティブログに熱心な会社が他にありますでしょうか…
サポートも何度か利用させていただきましたが、いつも解決に至るまで真摯に対応してくださいます。
「セキュリティ1本」というのが良いのです。
セキュリティを売りにするのであれば、とにかくセキュリティに特化していないと信用なりません。
私が更新しながら利用しているのが「プレミアライセンス版」です。
製品名: カスペルスキー セキュリティ 2017 3年プレミアライセンス版 更新ライセンス
注文数量: 1
金額: 10,223円
*私が購入したときのレシートをコピペ
製品をインストールできる台数が無制限なのです。 これだけで何も考えずに購入すべきものです。
私ひとりだけでも7台の端末があります。
これらを守っていくには、また、今後増える端末に対応できるのは「プレミアライセンス版」しかありません。
ご家族でご利用でしたら、なおのこと、パソコン(Windows, Mac)、スマホ(Android)に無制限台数インストールできないと譜面で仕方ないです。
カスペルスキーをインストールした「P6」に、やっと「LINEアプリ」をインストールします。
アカウントを引き継ぎますので、引き継ぐ母のLINEアカウントに登録したメールアドレスと、LINEパスワードを入力します。
するとあっけなく、Priori2で見慣れた母の友だちが出てきました。成功です!
これで終わりではなく、次に、LINE以外のアプリをアンインストールもしくは、メイン画面から削除します。
必要なアプリは、必要になった時にインストールすれば良いので、あまり考えなくても大丈夫です。
また、忘れてはいけないのが「文字の大きさ」。これを最大限にしました。とても見えにくくなりますが、母的には良いはずです。
この段階でテストトークしてみますと、Wifiを切っても、快調に送信できました。
さらに「LINE通話」もサクサク。
ソフトバンク回線を選んだことを少し後悔していましたが、私の住む地域では大丈夫でした。
そもそも愛用中のポケットWifi「SAKURAWiFi
」がソフトバンク回線です。
「無制限3日縛り無し」を理由に動画を見まくっていましたが、特に止まることもなく、楽しめていたことも選んだ理由です。
ソフトバンク回線がダメなら、その段階でdocomoなり、auなりに交換すれば良いだけの話です。
あっ「APN設定」してねぇぞ!
2日間後、ふと思い出したのが、LINEモバイルの注意書きです。
確かsimを入れて、「APN設定」しないと通信できませんとありました。
しかし、設定してLINEテストしたとき「APN設定」していない状態で、すでに通信できていました。
どうなっているのでしょうか・・・
新しい端末だからLINEモバイルの方で勝手に設定してくださる仕組みになっていたのでしょうか?
疑問に思ったその夜、「P6」のモバイル項目のAPN設定を確認してみました。
すると、ビックリ!自動的に「APN設定」が入力できているではありませんか!
APN設定をみると、mineo、LINE mobile、Y!mobile、Softbankが列挙されていました。
LINE mobileをタップすると、LINEモバイルで「この設定しないと使えないよ!」という条件がすべて入力されているのです。
「ありがたいけど、ど、どういうこと!?」
「P6」の受け入れ幅が半端ない
LINEモバイルで「ソフトバンク回線」を選んだ私。
上の画像から、ソフトバンク回線は「mineo、LINE mobile、Y!mobile」に回線を貸出していることが分かります。
そのため、ソフトバンクのsimカードを入れたら「mineo、LINE mobile、Y!mobile、Softbank」が自動的に列挙されるのは理解できます。
しかし、そのAPN設定まで「事前に端末に登録されている」ものなのでしょうか?
改めて「P6」の説明書を確認します。
「P6」スペック(フリーテル)
https://www.freetel.jp/product/smartphone/p6/spec.html
受け入れできる回線は、まさかの2GからLTEまでと幅広く、さらにそれぞれの回線の周波数のバリエーションが多すぎるくらいのものです。
おサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ/フルセグに対応していないものの、私にとっては全く必要ないので問題なし。
むしろ、「P6」が「世界でつながるスマホ」として売り出そうとしているのが良く分かります。
さすが端末紹介ページで
世界でつながるスマートフォン。
を一番上に持ってくるだけあります。
クラウドsim(Glocal Me)が内蔵されているので当たり前といえば当たり前かもしれません。
クラウドsimのすごいところは、自動的に通信会社を選んでAPN設定してくれるところです。
だからこそ、今回、LINEモバイル
のAPN設定も自動的に設定してくれたのかも・・・とひとりごちたのでした。感謝しかありません。
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