ズボンひとつで乗り越えられた

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5泊6日の屋久島

天気悪い

着替えは何着?



<結論>
ズボンひとつ
Tシャツ、靴下、下着ひと組
扇風機
でやりくりできる

更新日: 2019年9月3日

準備万端で到着したと思ったら、ズボンが履いた分しかなく大失敗と思ったら、何とかなった話です。


屋久島5泊6日実習

5泊6日の学生実習の手伝いで屋久島にやって参りました。

今年で6年目になりまして、準備もだいぶ慣れて来ました。簡単に言うと、出発直前まで準備しなくなりました。

どこに行くときもそうですが、行き先にはそこで生活している方が大勢います。

ということは、宿泊先が山の頂上でもない限り、生活に必要な物品はいつでも手に入るという安心感(というか甘え)が出てきます。

そう考えれば、最終的に必要なものは着替えと洗面用具に日焼け止めがあれば充分ということになります。

歯ブラシは使い捨てと歯磨き粉を持っていきます。旅行用歯ブラシを何年も同じものを使っていませんか?

使い捨て歯ブラシなら、旅行ごとに使い捨てできて便利です。その上、携帯用歯磨き粉があれば完璧です。

使い捨て歯ブラシについている歯磨き粉は2回分くらいしか無いですもんね。


幸い私たちの宿泊先は、シャンプー・ボディソープ、バスタオル、フェイスタオルが完備されています。

結局、洗面道具としては、歯ブラシと日焼け止めがあれば良しです。

<洗面道具の内容>私用
常備薬(風邪薬、ビオフェルミン、ピル)
歯ブラシ・歯磨き粉
日焼け止め
ハッカスプレー(虫・ヒル避け)
洗濯バサミ(10個)

風邪薬は「ネオ眞治」で決まりです。私の家にある置き薬に入っていました。これがよく効く!「風邪かな?」で飲むと次の日には治っています。
*ハッカスプレーは、北海道のダニから屋久島のヤクビル、排水溝の虫除けまで幅広く旅先で活躍してくれます。一本だけでも洗面道具に追加しておきましょう。
*ハッカスプレーの注意: 顔まわりのスプレーに注意。涙が止まりませんでした(笑)

日焼け止めですが「石鹸で落ちるタイプ」がおすすめです。私はここ10年ほど「Ally(アリー)」一択です。

Ally(アリー)は、夏の初めに一番大きいサイズを1本購入し、一年中使います。夏の初めには購入すると、ミニサイズのAllyがオマケでついてきます。

このミニサイズAllyが意外と便利なのです。

1泊、2泊程度の旅行なら、ミニAllyさえあれば、何とかなります。私は、常にカバンの中に「お泊まりセット」と称してミニAllyとキスミーのハンドクリームを入れています。


キスミーのハンドクリームは、水を一滴垂らして混ぜると乳液になります。

乾燥した冬にハンドクリームそのままを手に塗り込むと「手の水分」をハンドクリームが吸い取ってしまい「伸びが悪すぎる」のです。

そこに水を一滴加えると、驚くほど伸びます。同じ量で、手だけでなく、顔、ヒジ、ひざ下まで塗り広げることができます。

キスミーのハンドクリームは、濃度が高いため、手に出しても形が変わりません。ならば、こちらから水分を加えて使いやすくするパターンです。

ポイントは「チューブ型」であることです。

ボトル型は、指を突っ込む必要がありますので、長期旅行での利用はよろしくない気がします。少々お高くつくとしても、使うときはチューブ型が便利です。

問題は、です。

5泊6日ですと、何泊分の着替えが必要なのでしょうか?

ヒントは、宿泊先に洗濯機。


学生さんには3, 4泊分と伝えました

今年は、台風が近づいていることもあり、実習日すべて雨の予報でした。そのため、学生さんには「3, 4日分」必要と伝えました。

というのも、学生さんは集団生活であり、洗濯物も共同で干します
そうしますと「乾かない」。

ところが、40代にあてがわれた部屋には個人で使える扇風機があるのです。部屋に到着したときに安心しました。

と言いますのも、宿泊のために着替えを出していたら気づいてしまったのです。

「ズボンが今、履いてる分しか無いんじゃね?」
なんと私は5泊6日の実習用に用意していた着替え用ズボンを忘れて来てしまったのです。

今履いてる分しか無いということは、洗濯するときどうするの?

そんなとき目に留まったのが「扇風機」でした。



個室での洗濯を10分で済ませる

1日目からズボンの洗濯が必要な状態です。

つまり、汗だくで食事の準備を手伝ったのと蚊取り線香の匂いが染み付いています。明日も同じズボンを履くなど考えられません。

*5泊6日なら必ず1缶は必要!日本の夏!屋久島も蚊はたくさんいます。

「やはり洗濯するしかない!」

バックパックには、モンベルのカッパ上下が入っています。

*サイズに注意!
*モンベルのカッパにはお値段的にピンからキリまでありますが、私は「レインダンサー」を愛用しています。色違いでMen's Lを2着持っています。
*私: 168cm

*お値段のことを考えると「ワークマン」のカッパも見逃せません!まさかの4,900円

「いざとなれば、モンベルのカッパ下を履こう」
と決意し、風呂場で洗濯することにしました。

私は洗濯物をいつも風呂場で洗っています。

洗濯は、結局、石鹸水が布地を通り過ぎ、通り過ぎるときに汗やタンパク質が取れれば良いことです。

ならば、風呂場のボディソープを使って洗面台でお湯を流しながら「ゆすぐ」作業を石鹸水から透明になるまでやるだけです。

洗濯機をつかうと「40分」もかかります。

ズボン、Tシャツ、下着だけに40分もかけることはできません。
40代は「待てない」のです。

お風呂場洗濯ですと、ズボン、下着、Tシャツセットで10分ほどで完了です。しかも、完了したときに洗濯物が干せてる状態です。

洗いながら干す作業をするからです。

干す場所は、クーラーの風が当たるところがベストですが、基本はカーテンに洗濯バサミでくっつけて干します。

洗濯バサミは、洗面道具といつも一緒に10個、入れております。洗濯バサミの数も悩みどころですが、私史上「10個」がマジックナンバーです。


扇風機の風は洗濯物を良く乾かす

しかし、今回の問題はやっかいです。

「履いて来たズボンひとつしかない」からです。

いつもなら、今日の分を洗濯し、1日かけて洗濯物を干すのですが、明日の朝までに乾かす方法を編み出さないといけません。

「モンベルのカッパ下」という押さえと扇風機があるという安心感から大胆な行動もできます。

しかも、部屋の状態を変えないようにします。へんなシミとかつけないように心がけるということです。

すると、玄関先にフックがありました。


さすが、屋久島の宿。

雨の島なので、登山から戻ってきた方々のために、濡れたカッパを掛けるフックが5個も用意されていたのす。

普通に生活していても屋久島の天気予報は当たらないことが良く理解できます。さっきまで、晴れていたのに突然の豪雨は序の口です。

今回は、夜中に雷付きの豪雨が何回かありました。豪雨の程度は、滝のそばにいるような音レベルです。

「ドドドー」
という音が外から聞こえるのです。

こんな雨と登山中に出会ったらどうしようもありません。大濡れになって歩くだけです。そのための玄関先のフックなのでした。

濡れたカッパ用フックなので、下に水が滴り落ちても玄関先が多少濡れる程度なので、部屋の中に水を落とすことはありません。

そこで、そのフック2つに洗濯したズボンを引っ掛け、扇風機を当ててみました。ズボンの隣には、速乾性素材のTシャツを引っ掛けました。

Tシャツは、フックひとつにだらしなく垂れ下げました。


2時間後。やや乾いている。

玄関先のフックに掛けたズボンですが、2時間も風を当てると膝から下が「確実に乾きはじめている」ことが分かりました。

完全に乾いていませんが、最初よりは乾いているということです。

ズボンについて考えてみますと、まず、ズボンの素材は登山用のモンベルのものなので乾きやすいのが前提です。


次にズボンの構造について考えてみますと、足の付け根から下は「単純な筒状」、お尻が入るところはベルト部分とポケットで布が二重になっています。

つまり、お尻が入るところさえ乾けば良いのです。足の付け根から下は普通に歩いていれば勝手に乾きます。

お尻が入るところも、前より後ろの方が乾いてくれた方が座るとき安心です。

ということで、扇風機の風を当てる順番が決まりました。

玄関先に扇風機を移動し、風の強さを「強風」にセット。濡れたもの用フックにズボンを引っ掛け、まずは筒型の足部分に1時間、風を当てます。

次に、程よく乾いた足部分を軽く結んでフックに掛けます。ズボンが逆向きに干された状態になります。

かつ、ズボンの裾がこちらを向いた状態になるので、裾口が乾きます。靴下まで被害が及ばないようになりそうです。

ズボンに含まれた水の状態を考えてみますと、先ほどまで履き口から下方向に水分が移動して乾きはじめていました。

逆向きになったことで、お尻部分の乾きにくいパーツに含まれた水が履き口から落ちやすくなります。

そして扇風機の強風を朝まで当て続けます。

なるべく、お尻部分の履き口に風が入り込むように入れ、布を膨らませます。

扇風機をつけたままにしますので、扇風機の音がしますが、寝ることができれば問題無しです。

結局、乾燥するまでの時間は、逆向きにしてから「7時間」経つと、完璧に乾いていました。最短5-6時間で履ける状態になるというところでしょう。

ズボンと扇風機の距離は1メートルほどです。

ただし、トイレに行くたびに、お尻部分に扇風機の風が入り込んでいるかは確認していました。


まとめ

「5泊6日をズボンひとつで何とかできるか」

という大難題が初日から降りかかってきたのですが、扇風機を乾燥機として利用することで乗り越えることができました。

学生さんから聞いたところによると、学生さんの方も乾きが悪いので扇風機乾燥法をされていたとのことでした。

やはり「扇風機乾燥法」は有効であることが分かった瞬間でした。

ズボンひとつと言いましたが、部屋着は別に用意していましたし、先出の押さえのモンベルのカッパ下があったのが幸いしました。

最低ひと組は余分に着替えを用意すべきであることを実感しました。当たり前か…


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