カスペルスキーの削除は専用リムーバーが必要

FullSizeRender

使わなくなったパソコン

カスペルスキー入ってる

アンインストールできない?



<結論>

公式サイトで提供されているリムーバーを使う


Windows 向けカスペルスキー製品を完全にアンインストールするツール(kavremover)カスペルスキーサポート
https://support.kaspersky.co.jp/common/uninstall/1464#block1

<今回アンインストールしたもの>
・カスペルスキー インターネット セキュリティ / アンチウイルス (2009以降のバージョン)
・カスペルスキー セキュアコネクション

愛用のカスペルスキーをアンインストールしようとするも、アカウント情報がどうなるか不安になり、検索したら専用のリムーバーがあり、無事できた話です。


インストールより難しいアンインストール

これまでいろんなサービスやソフトを使ってきましたが、難しいのがそれらのソフトを使わなくなったときの「アンインストール」です。

Windowsなら「コントロールパネル>プログラム>プログラムのアンインストール」の一覧から右クリックで「アンインストール」を選べば簡単にできます。

ところが、まず「コントロールパネル」の位置が分からない問題が発生したのが「Windows10」でした。

このWindows10ですが、私は、ちゃっかりWindows7からの無料期間で乗り換えました。

乗り換えたまでは良かったのですが、実際に使う上でWindows7と仕様が大幅に変わっており、私のように戸惑われた方も多かろうと思います。

その象徴的な場面が、「マイコンピュータが無い」「コントロールパネルが無い」ではないでしょうか?

とりあえず階層トップの「マイコンピュータ」を開き、下っていけば何とか希望のフォルダが見つかっていたものが、肝心のマイコンピュータが無いのですから大慌てです。

この段階で、私はWindows10の仕様をすべてWindows7のようになるよう切り替える努力をしました。

その結果、Windows10を立ち上げた後に出てくる華々しいメニュー画面は無くなり、これまでどおり落ち着いたデスクトップになりました。

デスクトップは「黒」一色です。

もちろんテーマも無し、スクリーンセーバーも無し。余計なものが目に入るのは邪魔なだけという気持ちでkonmariしまくりました。 

左下の「スタート」ボタンをクリックすると、ソフト一覧の右側には「Windows Update」「コントロールパネル」もしものときの「Internet Exploer」だけピン留めしてあります。

普段はあまり使わない「コントロールパネル」をピン留めしているのはなぜでしょうか?

最初に「コントロールパネル」を探すのに時間がかかりまくったからです。

今思えば、Cortana(コルタナ)で「コントロールパネル」と入力すれば
コントロール パネル>すべてのコントロール パネル項目
が出てきます。

ところが当初は「Cortanaを使う」クセがついていないので、泥縄式にWindows10をさわりまくる以外、コントロールパネルを探す方法がありませんでした。

しかし、Cortana(コルタナ)で「コントロールパネル」と入力し、「すべてのコントロール パネル項目」が出てきたところで、その一覧の中から「プログラムのアンインストール」を探し出すことはできません。

その一覧に無いからです。

「プログラムのアンインストール」は、その一覧の一番上の青い線の下にある「コントロールパネル」をクリックしないと表示されません。

もうひとつソフトをアンインストールする方法として、Cortanaでそのまま「プログラムのアンインストール」と入力して検索すると、「アプリと機能(システム設定)」が表示されます。

そのまま「Enterキー」を押すと、 パソコンにインストールされているソフト(アプリ)一覧が表示されます。

ソフト(アプリ)一覧から、アンインストールしたいものをクリックすると「アンインストール」を選ぶことができます。

注意しないといけないのは、Cortanaで「アンインストール」だけを検索すると、いきなりCortanaが勝手に選んだソフト(アプリ)をアンインストールする画面になってしまいます。

そんなときは落ち着いて「キャンセル」をクリックしましょう。

このあたり「simple is best」を心がける私ですが、シンプルというより自分自身が自分の考えに凝り固まり、新しい考え方や使い方を取り入れることができなくなっている、つまり「老化」しているのではと不安になるところです。

Windowsの新しい仕様やスマホの乗り換えによるデータ移動などは定期的にやって「変化」に慣れておきたい40代です。


カスペルスキーをそのまま「アンインストール」して良いか?

新しいパソコンに乗り換えました。

そこで不要になったのが、それまで利用していたパソコンにインストールしていたウィルス対策ソフト「カスペルスキー」でした。

実は変更を考えたことも…↓

普通に考えると、コントロールパネルもしくはアプリ一覧から「アンインストール」すれば問題ないでしょう。

ところが、カスペルスキーはインストールしたパソコンを「マイカスペルスキー」というカスペルスキー専用の個人アカウントで管理できるようになっています。

この「マイカスペルスキー」を見れば、どのパソコンに「カスペルスキー」がインストールされているかを確認することができます。

そこで、私は、そのまま普通にアンインストールすると「そのカウントされた台数から自動的に削除されるのだろうか?」という疑問を持ったのです。

と言いますのも私がライセンス契約している「カスペルスキー」は、3年間契約で台数無制限のタイプです。

<私のカスペルスキー>
カスペルスキー セキュリティ 2017
3年プレミアライセンス版 更新ライセンス
(2016年11月末に更新しました)

台数無制限は、10台までは制限なしでインストールできますが、11台目からはサポートにいったん連絡する必要があります。

私もそうですが、皆さんも「ひとり」が管理する端末の数は増えてきているのではないでしょうか?

私自身だけでも、9台あります。ご家族がおられる場合は、それ以上になってしまうのではないでしょうか?

<私の端末>いずれもおすすめできる端末です
iPhone7(SIMフリー)
Nexus5(SIMフリー)
iPad2(元ソフトバンク)
Amazon Fire
Kindle
Priori2(SIMフリー)
P6 (Priori 第6世代、SIMフリー)
WindowsノートPC
Mac Book Air







9台は多すぎると思われるかも知れませんが「使ってみたい」と思ってしまうともうダメです。このあいだのGoogle純正端末「Pixel3」は危なかったです。P6購入で乗り越えました。


でも、2段階認証用の物理キーは購入しました!6,000円!

ただ、一度購入すると使えなくなるまで長く使う性格です。

カスペルスキーは、iPhoneとiPadにインストールして使うことはできません。それらを差し引いても、私の手元にはウィルス対策を必要とする端末が6台あることになります。

それぞれ役割があるので処分できませんというか愛着です。


おまけ:端末の役割

iPhone7:毎日使う、パソコン代わり
Nexus5:iPhone7の予備
iPad2:楽天マガジン専用
Amazon Fire:Amazonプライムビデオ専用
Priori2:iPhone7の第2画面として
P6(Priori 第6世代):母のLINE専用機
WindowsノートPC:ほぼ使わない
Mac Book Air:iPhoneバックアップ用

iPhone7にBluetooth接続のAnkerキーボードをつけたら完璧にノートパソコンの出番がなくなりました。


Amazon Fireは、プライム会員の特価につられて購入したのですが、あまりの操作性の悪さにさわらなくなってしまっていました。


ところが最近「冬のソナタ」が久しぶりに見たいという母のために引っ張り出したのですが、これが便利なのです。

懐かしいが、私は一度も見たことがない↓


Fireは、動画鑑賞専用なのだと改めて認識した次第です。

おかげで「Fire TV」を購入しなくて済みました。手元で見た方が楽に決まっています。家族でひとつの動画を見る時代ではないと実感しました。

iPad2は、楽天マガジン 専用です。

2019年9月に年会費3,888円(税込)が引き落とされていました。消費税10%になる直前での引き落としでした。駆け込み支払い。

楽天カード支払なので、実際には、楽天ポイント38ポイントがつきます。よって、実際の価格は「3,888円→3,850円」です。

すると、月あたり324円(税込)という激安価格で250誌が読めるとか、訳が分からないくらい安いです。

普通に月契約されますと、月380円(税抜)です。消費税10%追加で月418円となり、400円を越えてしまいます。やはり、年契約がお得です。

とりあえず、私の場合、愛読書「Forbes JAPAN」だけで定価750円なので、それだけでも毎月充分モトが取れています。

こういう海外の最新テクノロジー特集号は必読です。
数年後、必ず同じサービスが日本にできてます。


Priori2は、2014年にFREETELから販売された直後に購入した端末です。

デュアルSIMという1万円端末にはあり得ない機能とバッテリーが別売りで自分で交換できるという手軽さが購入の理由です。

その後も母のLINE専用機として活躍した後、私の手元に戻ってきました。現在は、iPhone7の第二画面として活用しています。

すでに家ではパソコンを使わない生活をしているので、iPhone7がパソコン画面です。これにAnkerのBluetoothキーボードで充分パソコンとして機能しています。

最近のスマホ高機能化で、パソコンはノートPCも不要な時代になったなあと考えています。


カスペルスキー専用リムーバー

台数無制限タイプを購入しているのですが、アンインストールで台数カウントから外れるのかどうか気になった私です。

カスペルスキーのサポートページで検索してみますと、やはり「専用リムーバー」がありました。

Windows 向けカスペルスキー製品を完全にアンインストールするツール(kavremover)カスペルスキーサポート
https://support.kaspersky.co.jp/common/uninstall/1464#block1

この手順どおりにアンインストール作業をするだけです。

完全安易ストールが終わったら、リムーバーと同じ位置にテキストファイルが3つできます。

<専用リムーバーテキスト>
1. kavremv 日付 (pid数字).log
2. kavremvr-brief 日付 (pid数字).log
3. kavremover-srvc 日付 (pid数字).log

1. kavremv 日付 (pid数字).log
一番短いテキスト。大雑把なアンインストール履歴が確認できる

2. kavremvr-brief 日付 (pid数字).log
「Registry key detected」が多数出てくるテキスト。

3. kavremover-srvc 日付 (pid数字).log
一番長いテキスト。完全アンインストールできたかを確認している様子。

いずれのファイルも無事にアンインストールが終われば、必要ないファイルです。

つまり、アンインストールが完全にできなかった場合に、サポートさんへの情報提供として役立つファイルです。

ただ、一時は完全アンインストールできているのか不安になる場面がありました。

アンインストールの進行状況が棒グラフで表示されるのですが、最後の1ミリが異常に長い時間がかかります。アンインストール作業が途中で止まったのかと思ったくらいです。

気長に待ってください。5分以上は確実にかかります。
最後、英語で再起動をうながされるので素直に再起動しましょう。  


専用リムーバーの出番もうひとつ

やれやれと「カスペルスキー セキュリティ 2017」を完全アンイストールできました。

念のため、コントロールパネルでソフト一覧を確認したところ、まだ「Kaspersky」の名前の付いたファイルが残っているではありませんか!

削除したばかりの専用リムーバーを取り返し、もう一度、完全インストール対象となったのが「カスペルスキー セキュアコネクション」でした。

カスペルスキー セキュアコネクション(カスペルスキーサポート)
https://support.kaspersky.co.jp/13494

Wi-Fiでインターネットに接続する場合の安全を確認してくれるサービスです。いわゆる「VPN(Virtual Private Network)」です。

私はすでに「Disconnect Premium」を愛用しているので不要なサービスでしたが、カスペルスキーが導入をうながすのでインストールしてみたものでした。


結局、使われた形跡のないまま、そのままにされていた模様です。こちらも、専用リムーバーでアンインストールしました。台数カウントに関係する可能性があったからです。

セキュアコネクションの完全インストールも最後にテキストファイル3つが生成されました。無事にアンインストールできたので保存する必要はないように思います。


まとめ

確認して良かった!

パソコンやスマホを機種変更する場合、気になるのが「2段階認証」と「ライセンス契約しているサービス」の引き継ぎです。

「2段階認証」は、事前に設定しているサービスで一時的に「2段階認証」を解除し、新しいスマホで認証しなおせば良いことです。

ライセンス契約し、しかも台数制限されているものについては、それぞれのやり方がある可能性が高いです。

そのため、機種変更前にそれぞれのサービスのホームページで確認しておくべきです。

私の場合、「仮想通貨ウォレット」があるので機種変したときになくなってしまいそうで怖いです。

パスフレーズを再確認してからやれば大丈夫と思っていますが、それでも怖いものは怖いです。


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