巨大ダイレクトメール届く

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いきなりA4版のダイレクトメール到着

docomoからスマホにせよの案内?

中四国の会場?


<結論>
さわかみ投信さんから、
20周年記念感謝祭の案内でした!

質実剛健がモットー「さわかみ投信」。わざわざお金をかけて「A4版チラシ」を郵送されて届いた意味を考えた話です。


さかわみ投信3年目

2016年3月初めに資料請求をし、3月末には「さわかみ投信」への口座開設を完了していた私。

それほどまでに早急に口座開設をしてしまったのには、理由があります。

まず、40代を迎えるにあたり「このままではマズい」という危機感があったことがあります。

それまではお金のことに関して「特に何も考えず」生きてきた私です。ただただ、目の前にあることをこなしていただけでした。

当然、貯金は銀行に預けっぱなし。アルバイトなので微々たるものですが、銀行通帳の数字が増えるのを心の支えにしていました。

ところが、そんな生活を20年続けたところ、気づきます。

「あれ?一般と比べると貯金少なくね?」

これまで人と比べることのなかった人生ですが、「生活」を考えるとどうしても「お金」が必要になります。

最近は、年金以外に「2,000万円」の貯金が必要との文字が踊り、驚かされましたが、当時はそんな話すら無かった時期でした。

そして、読み直した勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」。2007年発売、2016年にやっと行動した本です。

そこで改めて身近にあることに気付くのです。「インフレ」がです。インフレは、徐々に物価が上がっていくことを指します。

極端な例でいうと、昨日100円で買えた缶コーヒーが、今日200円になっていたということです。つまり、物としてはまったく同じなのに値段だけがあがること、これがインフレです。

インフレになるにつれ、給料も上がるなら良いのですが、給料が上がらないから問題になります。そんななか、消費税8%→10%の断行。

いくら軽減税率があったり、2020年6月までキャッシュレス支払いでキャッシュバックされたとしても期間限定なので「焼け石に水」。

キャッシュレスポイント還元事業(一般社団法人キャッシュレス推進協議会)
https://cashless.go.jp/

消費の冷え込みから売り上げ激減、値段は変わらなくてもティッシュがさらに薄くなり、マヨネーズのサイズが小さくなり、実質「値上げ」になってしまうのは目に見えています。

さらにインフレを貯金で考えると、同じ10万円でも数年後、数十年後には、今と同じものが同じ値段で買えるわけないので、実質10万円の価値が下がります。

昨日10万円で買えたものが、10万円で買えなくなるということは「10万円の価値が下がった」からです。

同じものを買うのに余計にお金を支払う必要が出てしまうということです。

<同じものを買ったとき>
昨日 10万円
明日 10万5千円←インフレ

「これ、このまま貯金してても目減りするだけじゃん」
と、やっと納得したのです。

それまでももちろん「インフレ」「デフレ」については、ニュースでも報道されていましたし、知識としては知っていました。

ところが、実際に「自分の身に直接影響」するまで「人ごと」だったのです。なんという浅はかさ。

とすると、インフレで私の貯金が目減りしないためにはどうすれば良いか?

インフレとともに「貯金の価値を上げていく」しか無いでしょう。そのまま貯金していても目減りしていくのと同じだからです。

つまり最終的には貯金の価値を上げていく「手段」を見つけ出さなければどうにもならないということになりました。

その手段とは!?


勝間さん「投資信託を毎月積立購入せよ」

勝間さんの「お金は銀行に預けるな」では、私の疑問に的確に答えてくださるページがありました。

それが「毎月積立で投資信託を購入する」でした。

「なるほど」

そこで「貯金の価値を上げていく」という目的を達成するための次の問題は「どの投資信託を購入するか」に代わりました。

<私のお金対策>
貯金まずい
  ↓
投資信託なるほど
  ↓
どこの投資信託?

とりあえず「月1万円ずつ投資信託を買えば良いわけね」と理解した私。そこで、投資信託をネット検索すると、まあたくさんある!

「これは選べんわ」

と困った私が図書館で見つけたのが、さわかみ投信の澤上篤人さんの本でした。

数ある投資書籍のなかから、私はなぜ澤上篤人さんの本が目についたのでしょうか?

タイトルです。

「お金は銀行に預けるな」と同じく新書の

ここで「長期投資」という言葉を知ります。さらに、長期投資の長期が10年以上であることを知り、

財産づくりがつながり、

どうやって「長期投資」する株を選んでいるのかこの本で知り、

「澤上さんは本物だ!」と理解したのです。自分の名前と顔を出し、何冊も本を出版しながら、ご自身の考えを広めようとされている姿。

さわかみファンド」ってよく考えたら、ご自分のお名前がついた投資信託です。自信がないとここまでできないはずです。

ただ、理解しただけでは本当に本物かどうか分かりません。疑い深い私は実際に澤上さんにお会いすることにしました。

「さわかみ投信」から検索してみますと、長期投資ならびに「直販」というキーワードが出てきます。

「直販」は、投資信託を運用している会社から販売するスタイルを言います。

銀行やゆうちょ、販売会社を通さずに自分たちの投資信託を自分たちで直接お客さんに販売するのが「直販」です。

「顔の見える」投資信託たる所以です。自信と誇りがないとこうはいかない。

そして、同じく直販で投資信託を販売している「クローバーアセット株式会社」さんを見つけます。

たまたまクローバーさんのセミナー情報を確認しましたところ、なんと大阪で澤上さんがセミナーされるという話。

さっそく参加し、直接お話させていただいた上、当時の最新刊にサインをお願いしました。

<サイン>
お先にゴメンね!澤上篤人

「どういう意味か分かる?」

長期投資は将来を築いていくことである。

いつ如何なる時でも、将来を先取りしていく行動が問われる。

いつでも前へ進んでいく行動が長期投資なんだ

お先にゴメンね!(澤上篤人の長期投資家日記)2018年5月18日
https://sawakami.blog/2018/05/お先にゴメンね!.html

さわかみ投信の現会長(当時社長)の澤上篤人さんが「本気で」「誠実に」「自分の使命として」さわかみファンドに取り組んでいることを間近に見て感じた私でした。


さわかみ投信20周年を迎える

日本初!直販型の投資信託を開拓された澤上篤人さん。

現在は、息子の龍(りょう)さんが社長、運用責任者を草刈さんに託し、ご本人は「ファイナンシャルインディペンデンス」を体現されています。

「ファイナンシャルインディペンデンス」とは、

このぐらいあれば、もうお金お金であくせくしたり不安になったりしない。

そのぐらいの資産を築き上げた状態を、ファイナンシャルインデペンデンスという。

ファイナンシャルインデペンデンス(澤上篤人の長期投資家日記)2014年3月6日
https://sawakami.blog/2014/03/post-686.html

「今すぐなりて〜」という話なのですが、澤上さんとしては「右足で長期投資、左足でしっかり働く」ことが前提です。

ひとっ飛びではファイナンシャルインディペンデンスには到達しないのですが、さわかみファンドを人より早く購入しておくことが大事だと言うことです。

「貯金のように、さわかみファンドを購入し、必要なときはいつでも解約したら良い」

マジかよ?という話なのですが、解約はお客側の自由です。確かに株は税金が「20%」かかりますが、利益に対しての「20%」です。

投資信託の税率(一般社団法人 投資信託協会)
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/costtax/tax/

2014年から10%が20%になったんですね…

つまり、利益が出てなかったら実質「貯金と一緒」。だからこそ、とりあえず「さわかみファンド」を買っておきましょうということなのでした。

当然、購入価格よりも低くなることもあるでしょうが、私の場合ですと、プラスにしかなっていませんので無問題です。

むしろ、基準価格が大幅下落してくれれば「応援買い」したいと考えられるようになりました。

そんな私を惹きつけてやまない「さわかみ投信」さんが20周年記念を2019年8月に迎えました。

さわかみ投信
https://www.sawakami.co.jp

夏の暑い盛りでの船出だったんですね。

その暑さは「熱さ」に変わり、今でも「さわかみファンド丸」の燃料として機能しております。

20周年を記念したサイトでは、澤上篤人さんが20年を一年ごとに振り返るという時間が大いにかかる企画をこなされています。

さわかみファンド20周年記念サイト
https://www.sawakami.co.jp/20th/?utm_source=sami-hp&utm_medium=banner&utm_campaign=20th
20年間のファンド成長記録と年次レポート
https://www.sawakami.co.jp/20th/performance/

1999年8月に誕生した「さわかみファンド」。なんと次の年には「ITバブル崩壊」で世間が騒いでいる中、マイペースな船出。

たった2年で487名のファンド仲間が10,000名を突破。4年後(2005年)には50,000名、2007年には100,000名という倍々ゲーム。

ところが、2019年9月27日現在のファンド仲間は、116,374名。増え方が頭打ちしているのが気になります。
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だから、澤上さんやさわかみ投信の社員さんちが全国をまわって「長期投資」の良さを語り、ファンド仲間を増やそうと努力されているのです。

岡山にもお越しになり、私ももちろん参加しています。

しかし、今回の勉強会は、勉強会ではなく「感謝祭」です。社長の龍(りょう)さんが社員さんとわざわざ来てくださるのです。

龍さん、澤上篤人さんとそっくりです。

お父さんの頑張っている姿や苦労されている姿を間近でご覧になっておられます。だからこそかどうか分かりませんが、父親と同じ道を歩むことを決断されました。

私の知っている範囲では、父親と同じ職業を選んでいるのは外国の方ばかりです。日本人で父親と同じ職業を選ばれている例はなかなか無いのではないでしょうか?


すごいでかいアピールお知らせ

「質実剛健」なさわかみ投信さんから突然送られてきたのは、A4版の感謝祭お知らせでした。

社長の龍さんと、社員さんが全国の「ファンド仲間」と会いに行くツアーの中四国版の開催地が掲載されています。

岡山県は、12/8(日)14:00-16:00と参加しやすい曜日となっております。

20周年記念感謝祭スケジュール(さわかみ投信)
https://www.sawakami.co.jp/20th/schedule/

参加は「さわかみファンド」を購入している「ファンド仲間」もしくはファンド仲間の知り合いなら1名様まで出席できます。

14:00-15:00の1時間は、感謝祭メインの勉強会、そして15:00-16:00は、懇親会です。

投資の最前線に立ち向かっておられる「さわかみ投信」の皆さんのお顔は、ホームページで拝見できますが、実物はまた味わい深いものです。

私もさっそく応募しました。

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参加に迷っていた私が参加を決めた理由は、澤上篤人さんの言葉にありました。

最近はファンド仲間と「静かすぎるおつき合い」が増えている。

Web顧客に代表される「無言のおつき合い」には、相当に異和感を覚えてしまう。

ファンド仲間とは、ちょっと暑苦しいぐらいの人間的なおつき合いを続けたい。

それが、さわかみファンドの願いである。

ただ「お金が殖えればいいじゃないの」ぐらいの、無機質な財産形成を唱える他ファンドとの決定的な違いである。

2016.08.24~2017.08.23
さわかみファンド、こんなこともあったね(第18期)“会長書きおろし”20年間の年次レポート(さわかみ投信)
https://www.sawakami.co.jp/20th/performance/annual-report18/

これである。


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