Stockily 広告がバンバン来る〜
素晴らしい画像・動画!
格安のお値段の「Stockily」
何でこんなに安いの?
<結論>
Stockilyは有料検索サービス付きの「マーケティング会社」
検索対象 : CCライセンスの画像・動画・音楽・ベクター画像・フォント
更新日 : 2019年5月18日
「このサービス怪しい?」と思ったことはありませんか?
私の場合、「Stockily」がそうです。その理由は、「Stockily」があまりにもお得過ぎるサービスだからです。
当然、有料でしてお金を払って「Stockily」の利用をしているのですが、お得過ぎて逆に「本当にこれ普通に使い続けて良いの?」という一抹の不安が出てきたのです。
「Stockily」とは?
「Stockily」は、画像、動画、音楽、ベクター画像などを自由に利用できるサービスです。
通常ですと、写真1枚を画像サイトで購入するとすると500円はかかります。画質が良くなるとその分、同じ画像でも価格は上がります。
私がベクター画像(イラスト)の無期限利用権を購入した「StockUnlimited」さんですと、月19ドル(2,100円)かかります。
StockUnlimited
契約すると、その期間は「StockUnlimited」にある画像や動画などを無制限に保存できるのですが、私がこのお値段を見るとかなりお高く感じるのです。
1年プランですと、79ドル(8,700円)で月725円となり、月19ドルを考えるとさらにお得に感じます。それでも私にとっては高く感じるのです。
と言いますのも「Stockily」ですと、28.02ドル(3,100円)の1回払いで写真、動画、音楽、ベクター画像(イラスト)、フォントが使い放題だからです。
<価格の比較>
一生 28.02ドル(3,100円) : Stockily(1回払)
当然、「Stockily」を迷わず購入しました。
【40代の発見】写真満載「Stockily」永久ライセンス購入(3,000円)
StockUnlimitedさんは、Stockilyよりも先に見つけていたサービスでした。そのキッカケは、1回払で一生使えるという「lifetimeプラン」が販売されていたからです。
【40代の発見】イラスト4,000円で使い放題!StockUnlimitedの有料会員になりました。
たった4,000円で一生、StockUnlimitedさんのベクター画像(イラスト)が使い放題とか凄すぎると思い、即購入しました。
その後、ソースネクストさんから「たっぷり素材PIXTA」パックを購入し、ついに写真まで手に入れることができました。
【40代の発見】写真・イラスト10万点が7,980円で使い放題!やばっ!
<購入遍歴>
StockUnlimited(イラストのみ)
↓
ソースネクスト(写真とイラスト)
↓
Stockily(写真、動画、イラスト、音楽)
ポイントは、すべてのサービスを「1回払(lifetimeプラン)」で購入していることです。
月払ですと、支払いに切りがないですし、結局使っていないのに数万円も支払い続けていた!なんてことになりかねません。
だからこその「1回払」です。支払いのときは、多少お高い出費になりますが、結局はお得になりますので、私は進んで「1回払」をしています。
何が不安?お得過ぎるから!
さて、私がお得過ぎて不安に感じるには訳があります。それが、Stockilyさんの画像をダウンロードしたときに出てくる画像のURLにあります。
例えばStockilyからダウンロードしたこの画像ですと、
画像:
URL:
というURLからダウンロードされることになります。
私が不安を感じたのは、このURLの中にひとつも「Stockily」の要素を感じさせないからです。
しかも、この検索した画像は簡単にTwitterに投稿できるようになっています。有料の画像でしたら、ユーザー側がTwitterやInstagramに投稿するのは大変な損害です。
さらに、この画像が「Stockily」所有の画像でしたら、URLの中にStockilyの文字が入っていてもおかしくないのではないかということです。
その不安は、私以外の他のユーザーも抱いたようで問い合わせがあったらしく、Stockilyホームページの「よくある質問」コーナーにQ&Aが掲載されています。
(商業にも個人ブログにも利用できることに対し)
質問: ライセンスはどうなっているの?
回答 : Stockilyはcreative common license(CCライセンス)を持つ画像、動画などの検索エンジンです。それぞれの画像や動画の著作権はStockilyではなく作者のものです。StockilyはそのとりまとめをしてStockilyユーザーが個人や商業用に使えるようにするためのライセンスを提供しています。
Q5. How does the licensing works?
A5. Stockily is a meta search engine with photos, videos, vectors for creative common license. These assets are the property of respective individual or company. Rest of the stock assets are licenses for stockily and it;s users to use in personal or commerical projects
ということは、Stockilyは無料で使える画像や動画を格安とはいえ、有料で提供していることになるのではないでしょうか?
しかし、世界各地にある無料の画像サイトを自分で検索して探すよりも、3,000円を支払ってまとめサイトであるStockilyで探す方がはるかに簡単であることは実感として分かります。
つまり、Stockilyは有料画像提供サービスではなく、有料検索サービスだった訳です。
<「Stockily」とは?>
有料検索サービス
検索対象 : CCライセンスの画像・動画・音楽・ベクター画像・フォント
<creative common licenseとは?>
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)
作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示のこと。
作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
なるほど、良い商売を考えたものです。
思い当たるフシがありまして、そのひとつがメールでの広告です。
「Stockily」というマーケティング会社
Stockilyは、新しいサービスなどに関するメールを送ってくるのですが、これが見事にアフィリエイターや広告関係者向けのものなのです。
「あなたのサイトで売り上げを伸ばすために必要なのは…だから、このウェブセミナーに参加すれば…」
しかも、Stockilyからのメールだけではなく、それ以外の会社の広報担当者からもお誘いがあります。
なぜ「有料検索エンジン」の会社がマーケティングのようなことをするのか疑問に思っていました。
しかも、私はStockilyから来たメールのなんと申し込んでもいないウェブセミナーの参加者になっていました。
参加を取り消しできたので特に問題はなかったのですが、気になったのはStockilyサポートの対応でした。
私がStockilyサポートに申し込んでもいないウェブセミナーの参加者にされているので解除して欲しいと連絡したところ、
let me check please
と返信がありました。その後、自分で申し込みをキャンセルできたので、これで問題ないかを問い合わせたところ、返事はありませんでした。
「キャンセルできたんだからそれで良かろう」という意思表示だと思うのですが、少し不信感を抱いたのは確かです。
それでもこちらからStockilyサポートに連絡すると、すぐに何かしらの返信を送ってくれることには感謝しています。
Degooは返信来たことがありませんので…
【40代の発見】DegooクラウドはiPhoneで使えないが有料会員3TB!クセが強すぎる…
その後、Stockilyからのメールを全て「Unscribed」解除しました。その方法もちょっとクセがあったのですが、おそらく設定できました。
さらに、私がライセンス表示は必要ないかを問い合わせたところ、返事はありませんでした。当然ですよね、CCライセンスの素材の存在を教えてくれているだけで作成者ではないからです。
ちなみに、StockUnlimitedさんですとライセンス表示に関して以下のような返信をいただきました。
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For attribution, you may use the credit statement as per below:
"All the illustration are copyright to StockUnlimited"
Hope this clarifies. Do let us know if you nee
d any further assistance.
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画像に「All the illustration are copyright to StockUnlimited」ってつけてね!という話です。逆に安心するレベルです。
まとめ
無料で使える画像や動画をひとりで集めるのは並大抵のことではありません。下手したら1枚の画像のために数日かかる可能性があります。
「ならば購入」となると、1枚あたり500円以上かかり、どう考えても途中で購入をやめてしまいます。
Stockilyによる画像検索は、確実に楽であることは確かです。また、簡単にダウンロードできることで本当に時間の短縮になって助かっています。
今回、その格安の仕組みを知れたことは収穫でした。
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