「椿の花」トイレットペーパー

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トレペ買いに行くの面倒くせ

箱買いしようそうしよう

使ったことないけど大丈夫?


<結論>

大丈夫。


<気がついたこと>
再生紙だが変な匂いなし。
いざとなればティッシュ代わり。

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トイレットペーパーをティッシュにする仕組み


更新日:2020年5月30日


コロナ騒動で起こったトイレットペーパー品切れ問題。まとめ買いする楽さを知り、品切れ解決した今後も箱買いすることにした話です。


品切れ問題で感じた危機感

コロナ騒動でお店からトイレットペーパーが品切れになる事態となりました。

「どうせ紙自体は無くなってないし」

と楽観視していた私も、そもそも「ステイホーム」でネット通販量が大幅に増加することで配送の遅れが出るところまで想像していませんでした。

さらに、朝一からドラッグストア前で待ち構えるプロ集団により、マスクとトイレットペーパーが更に品薄になりました。

ドラックストアの皆さんも工夫され、マスクは、朝一から品出ししなくなった上、ティッシュやトイレットペーパーは1家族1個までに制限。

それでも品薄状態が約1ヶ月も続きますと、さすがの私も「これ1回では終わらないな」と薄々気付くようになります。

紙の材料が無くならないとしても、出来あがった製品の流通が少し滞っただけで我が家のトイレットペーパーにまで影響を及ぼされるのです。

同じことは災害もしくは災害規模の気象状況になった際にも起こったのは記憶に新しいです。

西日本豪雨災害でもトイレットペーパーが軒並み品切れ。12ロール入りのトイレットペーパーを5個くらい玄関先に並べているお宅もありました。

このときは「まあなんとかなるだろう」と思い、なんとかなったのです。

しかし、このコロナ恐慌は、収束までに月どころか年単位での期間を必要とすることが明らかとなりました。

せっかく制限解除した途端に、北九州と東京で2桁の感染者が発覚しました。

北九州で21人感染 東京、解除後初のクラスターか―新型コロナ(JIJI.COM)2020年05月28日
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020052800715&g=soc

第2波とも考えられており、見えないウィルス相手な上、ステイホームにも飽き、「ここまで我慢したんだからもう大丈夫」との思いが数字に現れてしまった感があります。

マスクをしていない方も老若男女問わず増えてきているのを実感しています。イオン岡山が再開しましたが、私はまだ行く勇気はありません。

第2波が広がり、各地でクラスターが発生する事態になりますと、またしても頭を悩ませた「トイレットペーパー品切れ問題」は最初することは間違いありません。

ティッシュが無くなってもトイレットペーパーを代わりに使えますが、トイレットペーパーの代わりにティッシュは使えません。

ましてや今更「わら半紙」「ちり紙」に舞い戻ることは無理ですし、ちらしを揉んで使うなんて想像の彼方にある現代人。

そうなりますと自然に「トイレットペーパーの確保=安心感」という図式が頭に思い浮かびます。

さらに追い討ちをかけるのが、我が家の特殊事情。トイレットペーパーを運ぶ手段が、最大「自転車」ですので、まとめ買いしたくてもできない状況なのです。

せいぜい「12ロール1個」が限界です。

買うのはトイレットペーパーだけじゃないからです。ティッシュも買いたいし、豆乳も欲しい。ついでに卵もなどと増えていきます。

しかも買いに行くチャンスは週1回程度なので、買いにいったタイミングで品切れで、これが3回続くと危機感を覚えます。

さらに将来の老後のことを考えますと、手押し車を持たない限りトイレットペーパーを購入するのは無理です。持って帰ることができない!

ならば、今、トイレットペーパーを楽して手に入れる方法を確立しておくべき!と考え、実行に移しました。

「椿の花」の箱買いです。


「椿の花」というネーミングに込められた思い

「椿の花」はトイレットペーパーの商品名です。再生紙と富士山から流れる水で作られた由緒正しいトレペです。

再生紙から作られたトイレと言いますと、何となく灰色っぽい、再生紙を象徴する原材料の紙クズが混じっているという印象がつよいですよね。

しかし、その再生紙トレペの商品名に「椿」という花の名前を持ってくるところに、製造会社である「三和製紙株式会社」さんの心意気を感じるのです。

三和製紙株式会社
http://furuya-paper.net/sanwa/index.html

資生堂のシャンプー&リンスに「Tsubaki」がありますが、天下の資生堂が「椿」を新商品の名前に選ぶという意味が重要です。

その「椿」がトイレットペーパーの名称として使われる意味が、です。

母は「椿の花」というネーミングだけで購入に賛成してくれましたので、やはりネーミングというのは大事なものです。

製品紹介(三和製紙株式会社)
http://furuya-paper.net/sanwa/product/index.html

8種類のトレペが紹介されているのですが、正直、何が違うのか全く分かりません。シングルかダブル、あと長さが違うのは分かります。

知りたいのは「品質の違い」です。

ちなみに、ホームページに掲載されている「椿の花」は、今回私が購入したものとは違います。

その違いは「長さ」です。ホームページに掲載されている「椿の花」は「65m」、購入したのは「100m」でした。


注文&到着「椿の花」

注文しようと決めたとして、気になるのが「80ロール」という数の多さです。

「保管できる場所」を確保することが大切です。

80ロール、単純に考えて、普通の12ロール入りのトイレットペーパー7個分くらいになります。つまり、12ロール6個+αのスペースを確保してください。

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ただし、箱ごと保管する必要はありません。到着後、ゴミ袋に包んで好きな形に組み替えることができます。我が家はこうして押し入れの隙間に埋めました。

到着したときに感じたのは、本当に「安心感」。もう当分、トイレットペーパーを買うことを考えなくて良いという意味の安心感です。

大事なことなのでもう一度、言いますが、トイレットペーパーの代わりにティッシュは使えません。水に溶けないからです。

そこで、もしもティッシュとして使う事態になったときのことを考え、おしゃれなトレペホルダーも買っておきました。


こういうときは、1,000円くらいの少々お高めのホルダーを購入し、貧相感が出ない工夫が必要です。安っちく見えてしまいます。

実は、この「椿の花」の箱買い、1日あたり20箱限定の商品です。全国で1日20箱です。1億2,000万人に対し、1日20箱。

多少、危機感を感じる数量ですが、毎日売り切れているわけではないので、次回の注文も大丈夫でしょう。


比較!「ネピネピ2倍巻」と「椿の花」

まずは、我が家で定番として使っていた
「nepinepi2倍巻」と「椿の花」を比べてみることにしました。

使うときに感じる違和感は、拭えません。これで「やっぱりnepinepiの方が良かった」ということになると数ヶ月地獄です。

まずは「椿の花」を取り出します。ひとつずつ個装されているのも好印象です。オフィスや学校のトイレにありそうな雰囲気です。

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開けている途中で気づきましたが、再生紙特有の「におい」は無いです。思い出してみると、段ボール箱を開けたときも、においはありませんでした。80個もあったのに…。

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厚さ3.5cmほど。
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nepinepiと比較してみます。
(左)nepinepi(右)椿の花
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薄さも特に際立った違いはありませんでした。

あえて際立った違いを言うとすると、エンボス加工の模様が違うことと、再生紙特有の「元紙の切れ端がある」くらいでしょうか。

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いえ、大きな違いがひとつありました。
nepinepi:フレッシュパルプ
   椿の花:再生紙

ここまで比較して、椿の花に再生紙特有の「切れ端」をいくつか発見した以外に紙質やにおいに関する違いはありませんでした。

むしろ「元紙の切れ端」を発見することで、やっと「椿の花」が再生紙から作られていたことを思い出したくらいでした。


問題は「使い心地」

見た目や薄さ、においにほとんど違いがなかったとしても、肝心なのは「使い心地」ですよね。

これまでフレッシュパルプのnepinepiを使ってきた我が家、高級感あふれるとはいえ、「椿の花」は再生紙。

肌ざわりの如何によっては、1個も使い切ることがないかもしれない。箱買いはバクチみたいなものでした。

いつのまにか1個、紛れ込ませてみたところ、nepinepiの使い心地にも勝るとも劣らない使用感で、家族からの指摘はありませんでした。

「いつ椿の花に入れ替わったのか、言われないと分からない」レベルです。私自身、そう思いました。

今までフレッシュパルプにこだわっていたのは何だったのというくらいの衝撃です。

ただし、気になるお値段は、送料が入っている分「椿の花」の方が高いです。フレッシュパルプより再生紙の方が高いのです。

<1ロールあたり>違い20円
nepinepi:58円(12ロール 691円税込)
椿の花:78円(80ロール 6,270円税・送料込)

12ロールに換算すると「240円」椿の花の方がお高いことになります。これを納得できるかという話です。

5回分で1,000円近く損することになります。

ただし、80ロールあるので、6回分は買いに行かなくても済みます。しかも、在庫は家にあるので、買い忘れも起こり得ません。

スマホでポチるだけで家まで届けてくださいます。この楽さ。我が家にとっては何事にも変えがたい価値があります。

簡単に言うと面倒くさくない。
その上、使用感はこれまでと変わらない。

1ロールあたり余分に「20円」払う価値は充分にあります。


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