セルフレジという老化測定機
人まばら
買うのは食パンだけ
セルフレジやってみるか
<結論>
物置用「ショッピングカート」必須
<こんなときだけ>
買い物が数個のみの場合
(あわてる)
(あわてる)
更新日: 2021年4月29日
買い物点数が少ないので思い切って「セルフレジ」をしてみたら、40代には意外と難しく感じた話です。
自分ができることの再認識の場
歳を取るといろんなことが億劫になるのは、自分の親を見て実感するところではありますが、自分がどの程度億劫になっているのかは気づきにくいものです。億劫になるというのは、これまで特に何も感じずやっていたことが面倒くさくなることです。面倒くさくなるには「原因」「理由」があります。
まず「体力の低下」そして「身体機能の低下」です。
体力と身体機能は、同じ意味のようですが、体力は自分の体重を移動させることであり、身体機能は目・鼻・口などのパーツが鈍くなることと思われます。
自分の体重を移動させるためには「筋力」が必要ですが、筋力は意識して鍛えることをしないと年々低下します。
往年の名女優「森 光子さん」は、舞台に立ち続けるためにアントニオ猪木さんから教えていただいた「ヒンズースクワット」を毎日150回されていました。
森 光子(もり みつこ)wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/森光子
森光子さん 晩年にもステーキ100g食べスクワット1日150回(NEWSポストセブン)2012年11月14日
https://www.news-postseven.com/archives/20121114_155011.html?DETAIL
実際にヒンズースクワットをやってみて分かるのですが、1日100回は40代の私ですでにキツイです。30回くらいでだるくなります。
これを毎日150回。
どう考えても無理ゲーです。光子さんスゲー。その意思の強さにプロ魂を感じます。光子さんの次にプロ魂を感じるのは「中尾ミエ」さんです。
歳を取れば取るほど自分にムチ打つ鍛錬力まで高めないといけないとは「老化」というのは恐ろしいものです。
さらに「身体機能」ですが、まず「目」が老眼になり細かい字が見えにくくなり、それまで眼鏡をかけていなかった方は老眼鏡が必要となります。
眼鏡をかける習慣がないので、細かい字を見るのが面倒くさくなり、役所からの書類記入は、娘である私の仕事になります。
新聞欄にある「死亡欄」は知り合いが掲載されていないか細かくチェックするのに、
役所の書類は、読むのが面倒くさいんかいっと思わざるを得ませんが興味がないものを読む苦痛はりかいできます。
最近の興味がないものとして役所から送られてきたのが、コロナワクチン接種についての書類です。
インターネットか電話で予約しないといけないのですが、最初から私が予約することになっています。
私が予約すると言うことはワクチン接種の予約に関連する記載を私が読まなくてはいけないということです。
私が理解した段階で、両親から質問があり、私が答えると言う形になります。
多少納得できない部分も出てくるのですが、将来「独居老人」になったときのための予行訓練だと思えば、
役所の書類の書き方や形式を覚えることで自分の老後に備えることができていると前向きに協力することができます。
予約の際に必要な番号が両親に振られており、どうやらこれをインターネットで入力もしくは電話で伝える必要がありそうです。
インターネットで予約するとなれば、連絡先として当然「メールアドレス」も必須でしょう。さらに「パスワード」も必要になるかもしれません。
役所の書類には、インターネット予約のサイトURLのQRコードが表示されているだけで、予約の際に必要な項目は示されていませんでした。
最近見た東京都でのインターネット予約は、予約開始から予約サイトがダウンして電話のみの受付となり、大騒ぎだったことを知りました。
86歳の母のワクチン予約のためにジャニオタとヅカオタの友人が協力してくれて無事に取れました。固まるサイトに怯まず、つながらない電話に諦めず、粘るスキルが違う。全オタの方による高齢者ワクチン予約ボランティアが必要。サイト予約は高齢には無理。こんなひどいユーザビリティのサイトは珍しい。
— 白河桃子5月2日まで10代と母子のための寄付集めています (@shirakawatouko) April 27, 2021
現在「独居老人」の方で電話しか予約方法がない場合、どうされるのか他人事ながら心配になります。明日は我が身。
と両親や他人様の老化に思いを馳せることも大切ですが、自分の老化を客観的に認識することができているのでしょうか?
「いつまでも自分は若い」
のはたいてい気持ちだけで、実際には40代は40代なりに確実に老化しています。
老化を客観的に見る手法のひとつとして「新しいことに挑戦しているか」が挙げられると思います。
歳とると自分が一番調子の良かったときのことばかりしかしなくなり、興味も持たなくなり、古い考えに凝り固まってしまう可能性もあります。
つまり、
「自分の意見が正しい」
と思い込み、頭ガチガチになるということです。
心と頭が柔らかであれば「そういう意見もありか」「そうならどうするべきか」と生産的な一歩が踏み出せます。
「独居老人」になる確率が高い私にとって、知らず知らずこのような「裸の王様」になってしまうことは死活問題となります。
だからこそ自分の老化の程度を自覚する機会という「幸運の女神」を逃してはいけないと自戒しています。後ろ髪ないですからね。
老化の程度をはかる「セルフレジ」
私は毎週「何か新しいこと」に挑戦するように心がけています。投資への挑戦、キャッシュレスもそのひとつです。投資を始めることで、長期投資の大切さを学び、投資信託を購入し、毎月、WealthNaviにもお世話になるようになりました。
投資を始めたのが2018年ですので、2021年で3年目となります。3年前と現在の私の投資への考え方、投資額は大きく変わっています。
私の投資の考え方の基盤のひとつ↓
この本には、投資額を5ヶ月ごとに増やしていく項目があり「どんな無理ゲー?」と頭ごなしに考えていた私です。
キャッシュレスも、当初は「デビットカード 」での支払いもビビっていたのに、今では「楽天ペイ」とクレジットカードを駆使している自分がいます。
いずれも周りに誰も頼る人がいなかった状態でしたので、事前にインターネットや本で情報収集し、自分で「やる」と決めたことでした。
人に頼ると、その人がいなければ何も考えなくなりますし、その人の指図がなければ動けなくなります。
結果論ですが、私の周りに頼れる人がいなくて良かったなと思っています。自己責任という自問自答の時間、これが重要です。
今回、私の老化の程度を測るために用意されたのが「セルフレジ」です。
いつもは何も考えずにセルフレジを素通りし、簡単だからいいじゃんと有人レジに並んでいた私です。
ただ、いつかは使ってみたかった。と思いながらも楽さが優先してしまい、いつもレジチェッカーさんにお世話になっていました。
ところが、今回の買い物は「食パン」だけでした。
これは、毎朝、母が食べる「4枚切」食パンです。「これじゃないと!他のは美味しくない」とというこだわりを持っているため、私がまとめて購入しています。
母が購入すれば良いだけなのですが、この食パン「大人気」でして、近所のスーパーでは朝に行っても「売り切れ」というシロモノなのです。
少し遠めの大型スーパーには毎日20個はあることを知り、ストックがなくなりそうになると私が「まとめ買い」しております。
意外と食パンってかさばります。
母が買うと他の食料品を買うスペースがなくなってしまうという現実的な問題もあったりします。
ということで「まとめ買い」食パンを初めての「セルフレジ」で購入してみることにしました。
新しいことはドキドキします。
しかし、これを乗り越えて挑戦したことでこれまで知らなかった世界が何度も見えてきました。
今回は何が見えるようになるのでしょうか?
意外と難しい「セルフレジ」
さて、目の前にセルフレジがあります。右手に買い物かごを乗せ、レジチェッカーさんのように左から右へ「バーコード」を当てていきます。支払いは、クレジットカードのつもりでした。買い物かごを置く横にクレカ読み取り機があることを確認しました。
正面の液晶画面の指示にしたがうと、まず「マイバッグ」があればそれを左の棒に引っ掛けてセットしないといけないようです。
ところがその日は「雨」でして、マイバッグの入ったリュックには「レインカバー」が被せてあります。
いちいちレインカバーを開けてマイバッグを出すのが面倒くさいので、買い物袋(1枚5円)をキャンセルして画面を進めます。
支払い方法として「クレジットカード」を選択しました。どうもQRコード決済もできるようです。ひょっとして「楽天ペイ」が使えるかもと思いましたが、初心者はクレカです。
右に持ってきた買い物かごがあり、商品をチェッカーに通して左の台に乗せていきます。左右の台の重さが一致することで防犯になるんですね。
「雨」のため、傘を左手に引っ掛けています。そのため、右手でしか「食パン」の裏にあるバーコードをチェックすることができません。
「バーコードを側面につけてくれないか?」
と激しく思いましたが、底面にしかバーコードがついていないので必死で右手だけでひっくり返してチェック。チェック。チェック。
チェッカーを通すたびに正面の液晶画面に合計金額が表示されます。決済ボタンを押すとクレジットカード決済機にクレカを入れるよう指示されます。
「はいはい」有人レジと同じです。ありがたいことにPIN番号の入力は無く、カードを差し込み認証を待つだけでした。楽々。
決済が終了し、忘れずにクレジットカードを取り出します。
これ、人が後ろに並んでいるとクレカの取り出しを忘れそうです。忘れてしまう可能性があることを覚えておきましょう。
取り出し忘れたらブザーが鳴ってくれることを切に希望します。
左台に移動した食パンは、まだマイバックに入っていませんので、仕方なくレインカバーをリュックから取り出してマイバックに収納します。
>> 時間かかる! <<
有人レジの場合、レジチェッカーさんがピッピしてくれている間にクレジットカードを取り出し、決済機に入れるだけ。
そのまま買い物かごを包み台に移動すれば気持ちにも余裕を持って商品をマイバッグに入れることができたでしょう。
ところが、セルフレジとなると「荷物台」が無いため傘を引っ掛けることができず、片手での操作になってしまいました。
対応策としては、
1. 商品3点以下のときだけセルフレジ
2. ショッピングカートを荷物台とする
があります。2. ショッピングカートを荷物台とする
セルフレジ今後使うか?
「初めてのセルフレジ」でしたが「有人レジの方が楽」という老化の波が押し寄せた結果となりました。両手が使えて、商品が1点だったら、列に並ばなくて良いし相当楽だと思います。まあ、慣れですよね。
キャッシュレスもカードとアプリを何度も使うことで「習慣」となり「日常生活の一部」となりました。
ファミリーマートでも導入されていましたし、今後は老化防止のため、なるべく「セルフレジ」を利用しようと思いました。
>> 分からなくなれば担当者に聞けばOK <<
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