年1.7%の利子

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楽天証券からメール

VOO配当金(3月)1,357円

買い増しするか?


<結論>
現在の買値と同じor以下になったら買い増し
(300ドル以下)


<VOO配当>10株保有(30万円の投資)
年4回(3、6、9、12月)
1回約11ドル x 4回=44ドル=約5,000円
→年1.7%の利子


忘れた頃にVOO配当金、こちらが忘れても必ず入金されるありがたさ、30万円で年5,000円の利子1.7%は現在の銀行であり得ない話です。


更新日:2022年4月2日

自分も働いて、お金にも働いてもらう

「自分も働いて、お金にも働いてもらう」は、さわかみ投信株式会社の現会長 澤上篤人さんのお言葉です。

われわれ長期投資家は、自分も頑張って働くが、お金にも働いてもらおうとする。
いってみれば、自分の働きが右足で、お金の働きが左足だ。

お金にも働いてもらう、どんな風に?(2016.6.16)澤上篤人の長期投資家日記
https://sawakami.blog/2016/06/post-1052.html

さわかみ投信株式会社
https://www.sawakami.co.jp/

家族親戚誰一人として「投資」をやったことも考えたこともない家系に生まれた私にとって「お金は貯金しておくもの」でした。


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「昔は郵便貯金しておけば、10年で倍になった」という親世代の言葉を聞かされ、自分で現在の金利を調べることもありませんでした。

現在のゆうちょ銀行の金利0.001%!!!

金利一覧(ゆうちょ銀行)
https://www.jp-bank.japanpost.jp/kinri/kinri.html

10万円を1年預けてやっと「1円」の利子が入るという意味です。親世代の言う「昔は〜」の時代は金利7〜8%でした。現在の7,000倍。

どっちが狂っているのか分からないくらいの金利差に戸惑ってはいけないのです。今どう動くのが自分にとって有利なのか見極めが大事。

ヤバいということは分かる。
でも、どう動けば良いのか?

そんな中、小学生時代から地元の図書館に通うのが習慣だった私の目に留まったのが、澤上篤人さんのご著書でした。

澤上さんの本のタイトルを拝見しますと「2億円は誰でも貯まる」とか「預貯金は危険」というメッセージが心に飛び込んできます。



たまらず手にとって読んでみたところ、トンデモ本かと思いきや、思っていたよりも「まとも」、非常に正論なのです。

そもそも澤上さんご自身がお金で苦労され、努力を重ねてヨーロッパの大富豪の資産管理と資産形成に携わっておられ、

「一般市民にもお金持ちの資産管理を」という目標のために「さわかみ投信株式会社」を苦労に苦労を重ねて作り上げてくださいました。



さわかみ投信は「さわかみファンド」ただ1本のみの投資信託しか販売していません。購入する側にとっては迷わなくて良いです。

しかし、実際に買うとなると「ほんまにこれ1本に乗っかっても良いんですかね!?」と疑心暗鬼なった私は、

澤上さんに直接お会いすべく、クローバー・アセットさんのセミナーに参加。当時の最新著書を手に澤上さんの熱い想いを受け止めました。


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「このチャンスを逃してはならぬ」ということで、持参したご著書にサインをしていただき、セミナー中には「売り時期」について質問。

「こりゃあホンモノだあ〜!」

ということで、家に帰ってすぐに「さわかみ投信」に口座開設し、月1万円からの積立投資を始めました。

澤上さんとの縁を作ってくださった恩人のクローバー・アセットさんでも口座を開設させていただき、今でも継続して積立投資しています。

クローバー・アセットマネジメント株式会社
https://www.clover-am.co.jp/
*おふくろ→コドモ

「とにかく俺を信じて積み立てておけ」という澤上さんのすごい自信に裏付けされた履歴と実際に増えていく資産。感動しました。

その後、ウルフ村田さんのスクール生となり、楽天証券に口座開設したことから「楽天経済圏」に入ることになります。

さわかみ投信の投資最高責任者が澤上さんから草刈さんになっても想いは同じ。2016年の積立開始から早6年目を迎えました。



当然、米国の投信にも興味が出ます

楽天証券は同じアプリで米国株も購入できます。

さわかみ投信、クローバー・アセットさんで毎月積立していた私は、個別株ではすぐに儲からないことに気づき、米国株の積立を考えます。


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米国株では、投資信託とは呼ばず「ETF」と表現されていますが同じようなものと考えて大丈夫です。

確かに普通に世界の経済を見回し、自分の生活を考えてみますと、米国ブランドのサービスを使いまくっていることが分かります。

Apple
Microsoft
Google
Twitter

この4つは毎日使っています。これにFacebook(現Meta)も週何回か使う生活です。もちろん日本だけではないでしょう。

さらに、米国発サービスは上記5つに留まらず、イーロン・マスク氏のテスラが話題となり、その次に現れるヒーローは今確実にいる。

マスク氏は、2022年3月から始まったロシアとウクライナの戦いで、ウクライナという国から衛星ネット回線の解放依頼を受けていました。

国を代表する方が、米国ではなく、米国の一企業、一市民に応援を依頼する。
日本の企業であり得るでしょうか?

一方、日本は30年間の経済の低迷で、給料も時給も上がらず、インフレ円安のダブルパンチ。いくら日本株は買い時と言われても無理ゲー。

今後30年間を考えたとき、米国株と日本株、どちらが成長するだろうかと考えますと、一部の日本株を除けば、大部分は米国株でしょう。

一部の日本株とは、さかかみファンドの組み入れ銘柄のことです。生活必需品を提供する会社はつぶれっこないわけです。

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こう考えますと、下手に個別株に手を出して火傷をするよりも、信頼できる投資信託とETFに資金を突っ込むのが最適解となります。

「さて、どのETFを?」
と考えたとき多くの方が積み立てているのがヴァンガード社の提供するETF「VOO」でした。

主に「ありがとうアメリカ株式」の川田社長の影響です。S&P500連動のETFを愚直に毎月買いましょうということです。

川田重信のありがとうアメリカ株式
https://www.kawataamekabu.com/

S&Pは「スタンダード&プワーズ」と言う会社の名前で、500は「500社」の意味です。

S&P社が選ぶアメリカの上位500社の株をまとめた投資信託。このひとつが「VOO」というわけです。

上位500社は、毎年変更があります。なんと、下位20社は切り捨てられ、新しく組み替えが行われているそうです。まさに弱肉強食。

つまりETF購入者たる私は、知らぬうちに毎年組み替えられたフレッシュなETFを持ち続けることになります。

それだけじゃない。

なんと、配当金というお小遣いまでもらえるのです。保有するETF数に応じてお金がいただけるということ。

購入側としては、ETFを購入した金額よりも値上がりするだけでも大喜びなのに、これに「買ってくれてありがとう」と配当金まで。


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2022年4月現在のVOOは「1株400ドル」を越えています。毎月積立するのは、少し抵抗感があるお値段です。

それなら「年1回2〜3月に購入するのはどうか」というのが川田社長でした。

S&P500連動のETFは、毎年2〜3月が一番安く買えるという過去20年の統計があります。

S&P 500 Index Seasonal Chart(Equity Clock)
https://charts.equityclock.com/sp-500-index-seasonal-chart

Equity Clockチャートを見ますと、確かに「2〜3月」が一番、価格が低く、さらにこのチャートを見ますと驚愕の事実に気づきます。

>>去年より今年の方が価格が高い<<

つまり、200〜300ドルを行ったり来たりしているのではなく、200ドルが300ドル、次の年は300ドルが400ドルになっているのです。

その意味での「2〜3月が一番安い」。本当に安く買おうとすれば、実は「今この瞬間に買っておくこと」に他なりません。

「なるほど」と思った私は、買える範囲で「VOO」を購入していき、2020年3月を迎えることになります。そう、コロナ。


コロナ大暴落を自信持って買う

コツコツ「VOO」を積み立てていた私を襲ったのが、2020年3月から始まったコロナ恐慌でした。みるみるうちに「VOO」も暴落。

「これはやべえことになった」と思いながら毎日爆下がりするVOOを見ていたと同時に思ったのが「次いつ買うか」でした。

どう考えてもアメリカがこれで終わるとは思えなかったですし、手持ちのVOOを手放す気にはなりませんでした。買い増しすることだけ。

これあまでの買値よりも下がった日から、1株ずつ買い増しして行きました。買えば次の日下がる。とうとう、1株210ドルまで落ちました。

このとき10株買い増ししておけば!!!

これを「後の祭り」と言います。実際は、購入資金が尽きたので私のVOO暴落の買いは終了でした。我ながらよくやったと思います。


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頑張って買い増しした合計10株の平均購入基準価格は、見事に300ドル以下となりました。現在、400ドルなのでホクホクです。

しかも、2020年3月移行買い増ししていないので、本来なら保有手数料分が減っていくはずですが、手数料(経費率)は年0.03%。

>>400ドルの0.03%=0.12ドル=15円<<

ゆうちょ銀行の金利よりは高いですが、経費率分よりも確実に価格は上がってきましたので、まったく問題なし。

しかも、今回のように「分配金」が年4回(3、6、9、12月)もいただけますので、経費率やドル円の交換レートとか考えなくてもOKです。

そして今回(2022年3月)の配当金は10株「11.12ドル=1,357円」、1回分のお値段です。今年はあと3回の配当がありますので、

1回約11ドル x 4回=44ドル=約5,000円

1年の配当金 5,000円。
1株15円しか取られないETF「VOO」は、
10株で年150円の経費率を負担するだけ。

これに加え、年々価格が上昇するわけです。

【世界最大級の資産運用会社】バンガード(マネックス証券)
https://info.monex.co.jp/foreign-stock/etf/vanguard.html
*口座開設済

やっぱりどう考えても、経費率やドル円交換レートのことは考えなくて大丈夫です。負担以上のプラスが激しすぎます。

今後、アメリカでも日本でも少しずつインフレになるのは目に見えてますので、配当金もそれに伴い上昇していくのは目に見えています。

こうして日本株ではなく、海外の米国株ETFの配当金を受けられるようになったのも、そもそもは澤上さんとの出会いがきっかけです。

図書館で澤上さんのご著書を手に取ることがなければ、そもそも図書館で配架されていなければ、今の私はありませんでした。

投資なんて、ましてやクレカ積立のポイント還元率の変更が原因で楽天経済圏からau経済圏に移行する未来があったとは想像もしなかった。

このたった5年の出来事です。

これから5年で「さわかみファンド」の積立10周年を迎え、さらに10年、20年がありますので、今に安住せず変化しないといけませんね。



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