狂犬病の注射4回目の予約
7月が狂犬病注射4回目らしい
今後フィリピンには行かないだろう
注射するか?
<結論>
狂犬病注射4回目を受ける
5年に1回なので受けておく
更新日:2019年6月18日
この記事では、海外に出かけるときは必ずその国の情報を調べ、必要な注射を接種されることをお勧めします。
また、予防接種専門とするオススメの大阪の病院をお知らせします。
<おすすめ病院>大阪駅から徒歩2分
梅田トラベルクリニック
渡航先別推奨ワクチン(梅田トラベルクリニック)
http://umedatc.com/recommendation.html
東南アジア地域(Wikipedia)
<国家>
ブルネイ
カンボジア
インドネシア
ラオス
マレーシア
ミャンマー
フィリピン
シンガポール
タイ
東ティモール
<扶養地域>
中華人民共和国(海南島)
インド(アンダマン・ニコバル諸島)
オーストラリア(クリスマス島・ココス諸島)
今回の注射の目的「狂犬病」
Googleカレンダーに表示された「狂犬病注射4回目のバス予約」の文字。
何のことかと思ったら、5年前に受けた注射の4回目「Next Booster」が2019年7月4日に設定されていたのでした。5年前の私えらい。
Booster(ブースター)効果とは、数回に分けて予防注射を受けることでより免疫効果が高まることを言います。弱めのウィルスを入れて免疫をつくらせて、体に覚えさせるという仕組みを生かしています。
ブースター効果(Wikipedia)
四.追加免疫効果 booster効果(財団法人母子健康協会)
https://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no76/con03_05.htm
私の場合、狂犬病の注射を「2014年3月31日、6月11日、7月5日」とこれまで3回受けています。最後に受けた注射の5年後の今が最後の狂犬病の注射ということになりそうです。
<私の「狂犬病」注射記録>
2014年3月31日
2014年6月11日
2014年7月 5日
国産A型肝炎ワクチンは2または3回、B型肝炎ワクチンは3回、狂犬病ワクチンは3回(梅田トラベルクリニック)
とありますが、私は、これら3種の予防接種を受けました。狂犬病ワクチンは、3回とありますが、いただいた手帳に4回目が計画されていたので電話相談したうえで受けることにしました。
ちなみに狂犬病ワクチンが一番痛かった思い出があります。
なぜ「狂犬病」予防接種を受けたか?
そもそもなぜ、日本にいる私が「狂犬病」の予防接種を受けたのかというと、5年前の2014年にフィリピン(セブ島)に3週間も語学滞在するためでした。
語学滞在のきっかけは、勝間和代さんと高城 剛さんの本がきっかけです。
勝間さんの「最後の英語やり直し!」の出版は、2014年2月27日です。高城さんの「21世紀の英会話」は、2013年8月29日に発行されています。
つまり、私は高城さんの本を読み、自分の中で「英語が話せない」ことを自分の中で問題として捉えていたところに、その半年後に出版された勝間さんの「最後の英語やり直し!」に背中を押されたわけです。
高城さんの「21世紀の英会話」では、フィリピンが韓国の方々によって英語を学ぶ環境がすでに整えられていること、また、お値段も格安であることが描かれ、されに、具体的な学校名とその評判が記載されていました。
それぞれの学び先の特徴も描かれており「スパルタ式」がどの学校なのかや、現地の食事についても知ることができました。当然、韓国資本の語学学校は、韓国人向けの味になっています。
私も本を読み、その本に記載されている語学学校のホームページをいろいろ見た結果、「CEGA(セガ)」さんへお世話になることにしました。
決め手は、経営にかかわる日本人が常駐していること、食事が日本食であることです。
CEGA(セガ)
部屋も1人部屋を使い、レッスンも個人レッスンのみに限定。朝から晩までみっちりコース「3週間1人部屋8時間強化マンツーマンコース」を選びました。
これで往復の航空券代を含み、3週間30万円でした。
<大まかな費用内訳>2014年の段階で
200,000円:3週間1人部屋8時間強化マンツーマンコース
80,000円:関空ーマニラーセブ往復航空券
0円:Visa関連費用
3,000円:光熱費
2,000円:教科書
10,000円:その他の生活費
ーーーーーーーーーーーーーーー
295,000円:合計
当初、担当の方が週末にフィリピンセブ島のアクティビティを楽しむ設定でその他の生活費を1週間1万円と見込んで計算してくださいました。
ところが、超インドア派の私は休日になると一歩も外に出ず部屋で復習して過ごしたので、その部分が節約されています。
実は、テレビがNHKが日本語で放送されているだけでなく、韓国ドラマが英語字幕で放送されていたので飽きなかったのです。
と、ここまではCEGAの優しい担当者の方とのメールのやり取りだけで済ませたのですが、問題は行き先が「フィリピン」という東南アジアであることです。
南国は、美味しい果物も多いのですが、心配なのが伝染病です。
日本と比べると、どうしても衛生状態も低くなってしまう状態で3週間生活することの恐怖を感じました。
知らず知らず日本と同じように行動してしまう可能性があります。それが原因で現地で病気になっては元も子もないわけです。
「何しにフィリピンまで行ったんや?」
いう話になります。
そこで、私はまず外務省の海外渡航者向けの注意喚起を読み込みました。
国 ・地域別の海外安全情報(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
フィリピンー危険・スポット・広域情報(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html
2016年1月26日の注意として「狂犬病」がリンクに挙げられています。
狂犬病~もし咬まれたら,すぐに医療機関へ(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2016C034.html
(1)狂犬病は日本,英国,オーストラリア, ニュージーランドなどの一部の国を除いて全世界に分布しており,ほとんどの国で感染する可能性があります。
「は?狂犬病?」
狂犬病なんてブラック・ジャックでしか聞いたことのない病気でしたが、実は日本を含む数か国以外ではまだまだメジャーな感染病であることがようやく理解できました。
そのときすでにセブ島までの往復航空チケット代金は、レッスン代含めて支払い済みです。自分の英語力を上げるためにも行くしかないのです。
ならどうするか?
当然、予防接種してからセブ島に行くのです。
そこから英語のことは忘れて、予防接種を受ける病院を探すことに専念しました。キーワードは「狂犬病」でして、常時このワクチンがある病院でないと意味がないのです。
さらに、岡山からの通いになりますので、できれば東京ではなく大阪あたりの病院がありがたい。今回の予防接種には、保険がききませんので1回あたり数万円かかります。これに往復旅費が必要になります。
私がインターネットを探しに探しまくって出した結論が、「梅田トラベルクリニック」さんでした。
当時は、大阪駅から歩いて15分ほどのビルの一角にありました。大阪駅から直接歩いてアクセスできることはかなりありがたいことでした。
梅田トラベルクリニック
http://umedatc.com/
院長からのごあいさつ
http://umedatc.com/greeting.html
院長先生のプロフィールにご注目!
関西空港検疫所に勤務し、海外から侵入してくる感染症(輸入感染症)の防御、海外感染症情報提供、渡航前予防接種などに従事してまいりました。
ロンドンで学ばれた後、専門的な知識を生かし、関空にも勤務されたことがあります。
この「梅田トラベルクリニック」、最近は、さらに大阪駅から近くなり、なんと駅から歩いて2分まで短縮。私のようなバス利用者だけでなくとも助かりすぎる立地です。
<梅田トラベルクリニック>
〒530-0001
大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビル11F
TEL:06-6344-6701 FAX:06-6344-6702
*タリーズコーヒー梅田スクエアビル店が目印
「梅田トラベルクリニック 」予約はちょっと緊張
「梅田トラベルクリニック」を受信されるときは、まず電話で相談してください。
ものすごく渋い声のダンディが対応してくださいます。この方は受付担当の方で院長先生ではありません。びびらなくて大丈夫です。
電話では、渡航先と出発日を伝え、どの予防接種を受けるかを決めます。
梅田トラベルクリニックでは、渡航先別推奨ワクチン一覧があり、渡航先から必要なワクチンがあらかじめ分かるように整理されています。
渡航先別推奨ワクチン(梅田トラベルクリニック)
http://umedatc.com/recommendation.html
母子手帳がお手元にあれば、これまで接種してきた予防注射の種類を知ることができます。無くても先生と相談すれば良いです。
やはりその道のプロの判断にお任せするのが一番です。そのために岡山から遠路はるばるおたずねするのです。
完全予約制の「梅田トラベルクリニック」は、待ち時間がほとんどありません。
皆さん時間通りにお越しになります。私が行ったときは、家族や会社の同僚らしきグループが今か今かと待っていました。
待合室には旅行雑誌が並び、これから始まる旅に期待が持てます。病院感がまったくない病院と言っていいでしょう。呼ばれる順番が分かっているので、気楽に待てます。
診察室に入ると、先生が今回の予防接種について詳しく説明してくださいます。ここで不安な点はすべて吐き出してしまいましょう。注射は一瞬。さすがです。痛くありません。
痛かったのは狂犬病の注射のときくらいでした。
痛みの後はもう安心感しかありません。
ノーガードではなくなったという安心感です。いくらフィリピンセブ島が観光地だからと言って、現地でいつ野犬に襲われるか分かりませんからね。
ストリートチルドレンもいます。
両替に行くとき、子どもたちにお金をすられるからと同行してくださった学校の方がえらい警戒していたのを思い出します。そんなもんなのです。現地の方がそうなのですから、外国人たる私は休日になっても外に出ませんでした。
休日の食事は、朝食しか出ないので、食堂で注文して食べました。美味しいです。少なくとも「まずくて食べられない」ということは皆無でした。
また、宿舎でお菓子を売っていたいたので、お菓子を食べて過ごしました。これはこれで楽しかったです。
日本でも役立つ予防接種
いくらフィリピンセブ島でのたった3週間のために合計10万円以上も予防接種のために支払う必要はあるのでしょうか?
私の答えは「YES」です。
いくら自分が気を付けてみたところで、オリンピックを控えた日本には世界から数多くの人々がお越しになります。その方にとっては何ともないものが私にとっては発熱の原因になる可能性があります。
また、去年の西日本豪雨災害を受け、気温が上がってきたときのにおいや埃、蚊の発生と、蚊を媒介とした伝染病などを考えるとフィリピンセブ島のための予防接種が無駄ではなかったと思えるのです。
特に「独居老人」確定の私にとっては、ひとつでも周りの皆さんのご迷惑にならないような生活を心掛けるべきであって、これまで受けた予防接種がその手助けとなると思います。
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