タグ:国立科学博物館

国立科学博物館(つくば)でのお昼はココで決まり!

FullSizeRender

国立科学博物館(つくば)は筑波大学ちかく

お昼はどこにする?

確実に美味しいところは?



<結論>
1. インドカレー屋「NEW MIRA」: 土日←
2. 台湾料理「百香亭」筑波大学店


更新日: 2019年2月19日

出張など普段と違うところへ出かけたときのお楽しみは、その地域ならではの食事処へ行くことでしょう。

私は基本的に食べものに興味がない方でして、ひとりですと何も考えず日本全国どこに行ってもコンビニで済ませております。

ところが、集団行動となると話は別です。食事に気を使ってくださる方々が一緒ですと間違いなく美味しい食事がいただけるのでついて行きます。

今回は、国立科学博物館筑波研究施設さんでスゲ標本の名前付け(同定作業)をする機会がありお邪魔しました。二泊三日でしたので、お昼は2回ありました。

最初の1回目は、私の強いリクエストで「インドカレー屋さん」で決まりです。

先ほども書きましたとおり、ふだん全く食事に気を使わない私がリクエストすることは滅多にないのですが、科博に行けばここで間違いなしです。

美味しければ、飽きるまで何日・何ヶ月続いても文句のない私です。本当は2日目もインドカレーを食べたかったのですが、当然却下されました。 

<1日目>
国立科学博物館 筑波研究施設ちかくの
イチ押しインドカレー屋さん
「NEW MIRA」
IMG_4806
IMG_4807
のっけから期待が持てるビジュアル

最初に連れて行っていただいたときに「マトンカレー」がおすすめだと伺いました。正直「羊か〜臭そう…」と思ったのですが、大いに裏切ってくれての旨さでした。

今回もマトンカレーをと思いつつ入店。

いつもどおりインド人の店員さんが忙しく働いておられます。厨房4人、店内2人でお客さんは50人は入れます。

土曜日に入りましたが、家族連れ、大学生の皆さん次々と入店。さすがの人気店です。私たちも7人だったので中々の大人数でした。

なんと今回新しく「土日限定70分、食べ放題バイキング」がメニューに追加されていました。

お値段1,000円(税込)でカレーが3種類も食べられる上、食い放題

ふだんご利用されている筑波研究施設の研究員さんもご存知なかった新サービスの登場です。

俄然活気づいた私たち。その日はマトンカレーもバイキングに入っていたので、皆で即バイキングを注文しました。

このお店は、日本人がひとりもいないことと店員さんが相当忙しく働いているので、意思疎通が難しい場合があります。

今回もバイキングを注文したものの、いきなりバイキング会場(お店の真ん中)へ突入して良いのか、注文の時に聞かれた「ラッシー?マンゴーラッシー?」は別料金なのか分からず、暫しの空白期間がありました。

<答え>後に分かった
1. バイキング注文
2. ラッシー注文(バイキング料金に込
3. 即バイキング会場へ向かってOK
4. 後からサラダと焼きたてのナンがテーブルに運ばれる


周りの雰囲気を見て、とりあえずバイキング会場へ突入。

バイキング用のアルミ皿(大皿に凹みがあり、そこへカレーなどを盛る)を手に取ると店員さんがミニかき揚げ、黄色に色づけされたインドらしいご飯を盛ってくれます。

このご飯、日本のお米です。
それに軽く塩味がついていて炊き加減最高。と思ったら日本の炊飯器で炊いていました(笑)

ミニかき揚げは、何が入っていたのか不明だったのですが、日本のかき揚げのようなものでした。タマネギとジャガイモは入っていた気がします。

カレー3種類、ポテトチップスのようなでかい春巻きの皮のようなものを乗っけてくれました。

本命のカレーですが、その日は
1. マトンカレー
2. 豆カレー
3. 野菜カレー(黒に近い緑)
4. デザートらしき白いスープ

がありました。

豆カレーはハズレがありません。中辛がお好みでしたら間違いありません。豆はひよこ豆のときもあれば、違う小さい豆のこともあります。

それぞれのカレーが無くなりそうになると、即厨房から鍋で追加されます。

なぜかカレーがぬるい時は店員さんにお知らせしてください。鍋の下の火が消えているだけです。基本、カレーはすべて熱いです。

ご飯と春巻きチップだけで肝心の「ナン」がバイキング会場にはありません。その理由はテーブルで食べているときに分かりました。

「焼きたてナン」をテーブルごとに回って、ひとり1枚いただけるのです。最高ひとり3枚までサービスされるとのことですが、到底無理な大きさなのです。

私は最初に配布されたとき、7人で分けるのかと勘違いしたほどの大きさのナンなのです。A4サイズより大きめです。厚み1cm以上。熱々!バイキング皿からはみ出る嬉しさ。

このナンがまた美味しいのです。

熱々なので、冷めたカレーに入れておけばカレーとナンが食べ頃の熱さになります。美味い!

そもそも私はバイキング会場に焼きたてナンが置かれ、自分で取りに行くものだと思い込んでいました。

それがサラダとナンは別に焼き立てを店員さんがテーブルまで持ってきてくれるのです。

このあたりの意思疎通が難しいので、バイキングを注文したもの同士で確認しあう必要があります。

事実、となりのテーブルの団体さんに注文システムを聞かれました。一番気になるのは「ラッシー?マンゴーラッシー?」がお値段込みかどうかです。込みです!

白いスープのようなものは、カレーではなくデザートであることも分かりました。私は取らなかったのですが、白いお汁粉のような甘いデザートだったようです。

ラッシー自体が濃いヨーグルトドリンクですので、私はラッシーだけで充分でした。


まとめ

サラダを食べて、カレー、ご飯、ナンを食べたらとてもお代わりは無理です。ナンはさすがに残しました。

7人とも、夜ご飯の時間になってもお腹パンパン。私ば夜ご飯は一緒に行きませんでした。コンビニの菓子パンで充分。ナンの威力を知らしめられました。

熱々ナンの美味しさに食欲がいつもよりたくさん出てきて、食べ尽くしました。

通常のカレーセット800円ほど。
ラッシー300円。
今回のバイキング 1,000円(ラッシー込)。


安すぎる!

通常のカレーセットは、ナンかご飯を選ぶようになっており、基本的に両方を食べることはできません。それを考えみても安かった。

土日に筑波研究施設へいらっしゃることがあれば、必ず、インドカレー「NEW MIRA」へお越しください。

1点注意することがありました。

支払いのレジ横にある「お口直し」は食べないこと!スプーンですくって食べる粉です。私は全然ダメでした。

なんとも言えない味が口いっぱいに広がってそれまでのカレーが台無しになりかねません。
試すのは1度だけで充分です。

ただ、好みもありますので興味のある方はチャレンジしてみてください。

<関連ページ>






このエントリーをはてなブックマークに追加

国立科学博物館付属ホテル「かはくハウス」

FullSizeRender


日本の宝を保管中

研究利用がメインです

長期滞在可能?



<結論>
宿泊施設も備えた
日本が誇る国立科学博物館


更新日: 2019年2月18日

日本には日本の宝を保管している「国立科学博物館」があります。「国立科学博物館」と聞いて、ほとんどの方が思い出すのは上野にある展示館です。

ところが「国立科学博物館」は、展示館だけでは成り立ちません。展示されているのは、保管されている資料の一部です。

では、保管されている資料はどこにあるのでしょうか?それがつくば市にある「筑波研究施設 国立科学博物館」です。

筑波研究施設 国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/institution/tsukuba/index.html


アクセスは、東京から秋葉原で乗り換えて、つくばエクスプレス約1時間で「つくば駅」へ。そこからバスで15分、徒歩で10分です。

バスは、テクノパーク大穂行き(5番乗り場)に乗り、「筑波実験植物園前」で降りるのが便利です。

筑波研究施設は、資料の保管がメインと言いましたが、こちらでは生きている植物が展示してあります。

展示されている植物は、上野ではとても管理できない大型のもの、熱帯のものなどが施設園内や温室で育てられています。

当然、日本ではなかなか見ることのできない種類があります。バス停から10秒でミュージアムショップもありますので、待ち時間にお土産も買えます。


今回の目的

今回、筑波実験施設にお邪魔したのは、「スゲ標本の名前付け」のためです。「名前付け」のことを「同定(どうてい)」と言います。 

*種名が合っているときに標本に貼り付けた紙片
IMG_4811

*名前をつけたり、付け直したときにつけた同定カード
IMG_4812

どちらも科博の学芸員の方が作ってくださいました。感謝!

植物標本は、野外から生植物を新聞紙に挟んで持って帰り、室内ですと乾燥機にかけて完全に乾かします。このとき植物標本に植物の名前がついているとは限りません。

名前の付いていない標本でも「いつどこで誰が」採集した標本かが分かれば後でも名前をつけることができます。

この「後で」というのが意外と難しくて、植物の取り方によっては名前をつけるのに時間がかかる場合があります。

これが積み重なると植物を採集した本人も標本があるのを忘れてしまったりして溜まっていきます。下手すると10年、20年はそのままです。

名前の付いていない植物標本は、種名別に整理することができないので博物館側でもお手上げです。そこで、専門家の力を必要とします。

今回、すげの会は国立科学博物館さんのお招きに預かり、2019年2月16-18日に標本同定会を開催することになりました。

私も参加させていただき「さて、宿泊は?」となりましたら、なんと筑波研究施設内にある宿泊所「かはくハウス」を利用させていただくことになりました。

「かはくハウス」は、研究のために短期から長期滞在できるホテルです。スゲの収蔵されている建物まで歩いて10分です。便利!

ちなみにコンビニも宿泊所から歩いて5分、セブンイレブンがあります。


「かはくハウス」の実力とは?

これまで筑波研究施設には何度も通っていたのですが、宿泊は今回初めてでした。簡易的な部屋だろうというのが私の予想でした。

入ってみると「普通に住める!」快適なお部屋です。玄関入ってすぐの右手に洗濯機があります。乾燥機付きの洗濯機なのでほっといたら乾燥まで終わります。

次にお風呂場があり、トイレがあって、ベットルームです。風呂・トイレ別。ベランダも完備、木々が植えられており和みます。

洗濯粉、ボディソープ、シャンプー・リンス、トイレットペーパー、食器(カップ、コップ、お皿、スプーン、鍋など)、テレビ、コンセント、湯沸かし器、冷蔵庫、各種タオル、シーツ、枕カバーも完備です。

必要なものは着替えと歯ブラシだけです。

ドライヤーが必要な方はご自分で。私はエアコンで乾かしました(笑)あと、ポットがあるのでコーヒー粉(1杯分ずつに分かれているやつ)があればバッチリです。

私は同時に宿泊した方にいただいて大変重宝しました。コーヒーを買いに行かなくて済みました!これ思いのほか重要でした(笑)

2月16-18日に利用しましたが、夕方に部屋に入ったとき、すごく寒かったです。特に床。冷たいことこの上なし。部屋に入ったらすぐにエアコンのスイッチを入れておきましょう。

お湯はスイッチを入れてから2分くらい出しっぱなしにしていないとお湯が出ません。ちょっと焦ります。

洗濯機は乾燥まで完全に済ませようとすると、3-4時間かかります。隣の部屋には響かないようなので(確認済)夕方から使っても大丈夫そうです。

「かはくハウス」の利用は、一般の方はできません。学術利用のために来られる方のために職員の方が部屋を予約してくださって初めて使えるようになります。

国立科学博物館ホームページを検索しても出てこない施設です。

私は宿泊前に部屋の設備を確認しようとしたら、ホームページの関連施設のページにはないので焦りました。

以前お泊りの方がおられたので、わざわざ問い合わせしたほどです。だからこそ、当初は期待していませんでした。

とはいえ、家族利用もできる大きめのお部屋もあり、長期滞在も苦になりません。素晴らしい。海外の研究者も安心ですね。


まとめ

海外の調査でネックとなるのが、飛行機代もさることながらホテル代と地味に効いてきます。あまりに安いと安全面が心配ですし、高いと日数取れません。

その点「かはくハウス」なら、国内外からの研究者の皆さんが日本の資料をじっくり研究できる時間が取れます。

やはり、日本を代表する研究機関はこれくらいの設備はあってしかるべきと思ったのでした。


<関連ページ>







このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ