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ひさびさの発作、手離せないピル

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ストレス負荷あった5日間

生理直前

吐き気→腹くだす→疲労困憊で寝落ち
(これを小1時間)



<結論>

明らかに月経困難症



更新日:2020年9月8日


実録!月経困難症!ピルを飲む決断をしたのは正しかったと思った話です。


それは突然

ストレスフルな5日間を経て「やーれやれ」とひと息。夕食のコールスローを食べ終え、ざるうどんを食べ終わりそうな、その時!

>> とんでもない吐き気 <<

コールスローを食べ終えるときに「?」の予兆はあったのですが、まさか「いつもの発作」とは思わず、「気のせいかな?」と残りのざるうどんに手を伸ばす私。

コールスローもざるうどんもいずれもセブンイレブンで購入したもので、ホテルの部屋でひとり落ち着いて食べていました。

そこに何のストレスもない。
片付けもひととおり終わって「ホッ」とした瞬間でした。

そこに来た「とんでもない吐き気」。

「おい、待てよ。もう少しでうどんを食い終わるところだよ」
と自分をなだめたところで吐き気は収まるどころか、強まって来ました。

むしろ時間の経過とともに「上から出るか下から出るか」分からない状態にまで発展。

私が最初に考えたのは「食あたり」でした。

韓国で一度、夜中に「吐くわ、下すわ」のお祭りにあったことがあるのです。
それに似た感じでした。

その「食あたり」は、同席された方も同じような症状に見舞われており、ふたりして次の日ぐったり。

お世話になっていた韓国の皆さんにご心配をおかけしてしまいました。

今回の収まらない吐き気の中、ここ1週間で食べたものを思い出したものの思い当たるものはありません。

「食あたり」になるとすれば前日食べたものが「あやしい」と思わないといけませんが、特になし。

そもそも「食あたり」なら、食後数時間で起こるはずです。
だから今回は「食あたり」ではなさそう。

這う這うの体でトイレに移動し、吐きの体勢を整えるも「違う」。

「まさか下から来るか?」と可能性を考え、やっとの思いでトイレに着席。トイレに着席するのもかなり時間がかかっています。

普段とは明らかに違う、この段階で疲れ切っています。

しかし、収まらない吐き気に引き続き、頭から足のつま先まで体全体から「玉のような汗」が出てきました。

息をするのも一苦労です。
いつの間にか 「ヒッ・ヒッ・フー」 のラマーズ法へ移行。
「ヒッ・ヒッ・フー」の呼吸法で知られる自然分娩法のひとつ

ラマーズ法(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ラマーズ法



「ヒッ・ヒッ・フー」でないと呼吸ができんのです。  
当然、まともに座っていられないので前かがみの体勢です。

さらに玉のような汗は止まらず、寒気すらしてきました。
やっとの思いでバスタオルをつかみ、汗をぬぐいます。汗を拭かないと冷えるのです。

「ポタポタ」と床に落ちたときの汗の音だけが耳に響きます。

>> 私が何したってんだよ! <<

現在の段階で風邪を引いたら、間違えなく「コロナ」を疑われてしまいます。バイトできなくなったら、即収入ゼロです。

風邪を引かないために、置き薬で出会ったマイ常備薬「ネオ真治」を買いだめしているくらいですからね。



まだまだ収まらない吐き気と冷や汗、かつ前のめりの体勢の私。
いつの間にか、疲れ切って寝落ちしてしまいます。

ものすごい眠気に襲われるのです。

>> この感じ、まさか!! <<

そう、吐き気からのこの一連の流れ、実は何度も経験していました。

生理直前の「今から流血開始!」という段階で、同様の流れを経験していました。ピルを服用し始める前の話です。

大学院生の頃から、いきなり生理が重くなってしまった私。

何度もこの発作を繰り返していたものの、早朝に起こることが多く、何とかひとりで対処できていました。

あるときは、大学のトイレの冷たい床にひっくりがえって、身体の中の嵐が過ぎ去るのを待ったこともあります。

でも屋内だったのです。

ところが、岡山県で有名な蒜山(ひるぜん)へ調査に出かけた際、あろうことか道中の車内で発作が発生。

途中のドライブインでトイレに駆け込むことになりましたが、自分では真っすぐ歩いていたつもりのその姿は「ものすごいよろよろしていた」と後輩談。

掃除のおばさんにまで心配された私は、発作が収まるのを待ってやっと立ち上がることができました。

引率の先生や後輩の皆さんには、長い間お待ちいただくことになってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

と思っていたら、いつも元気印の私が突然このような姿をさらしたことが逆にショックだったようでして「とりあえず生きていた良かった」状態。

蒜山に到着したものの、私だけは大学の宿舎で待機。
ふとんから天井を見続けるばかりでした。

毎月、何度も同じことを繰り返していた私は、この段階で「これ、生理が終わる何十年も、同じことを毎月繰り返すことになるのだろうか?」と自問自答していました。

>> イヤだ!<<

「きっと私ひとりだけの問題ではない」
「何かしらの対処方法があるはず」

何もすること無く蒜山から戻ってきた私は、速攻で「月経困難症」対策について調べ始めるのでした。


「月経困難症」という言葉すら知らなかった

簡単に「月経困難症」と言いましたが、蒜山の段階ではそのような言葉あることすら知りませんでした。

しかし、生理が重すぎること、ニキビは異常に出ていることは、何らかのトラブルが自分の身体に起こっていることは間違いありませんでした。

そこで出会ったのが「ピル」という解決策でした。

当時は「避妊薬」のイメージが強かったピルですが、結局は「ホルモン剤」なので、重い生理を解消とはいかなくても、生理によって生じる身体の変化を緩和してくれるとのことでした。

もちろん、人工的につくられた薬なので良い面もあれば「悪い面」もあります。
とりあえず血栓症のリスクが高まります。

このあたりのリスクとメリットをどう考えるか、実際にピルを飲むかどうかは、必ず専門の先生と相談しなければなりません。

私の場合も調べに調べ上げた結果、岡山中央病院セントラル・クリニック伊島にある「婦人科」金重恵美子先生がピルに関して岡山県内で一番であることを確信しました。
婦人科(セントラル・クリニック伊島)
https://www.kohjin.ne.jp/hospital/ishima/shinryou/fujinka.html


すぐに予約。金重先生は大人気なので、予約しないと受診できません。飛び込み受診は1時間も2時間も待たされることになります(経験者談)。

一度、受診すると次からは診察券番号と生年月日だけで「web予約」ができるようになりますので、ご安心ください。
患者様向けWEB予約システム(岡山中央病院)
http://cci.aelyoyaku.com/login#w1  


優しい語り口で私の話を聞いてくださる金重先生。押しつけや勝手な思い込みでこちらを判断しない姿勢。すっかりファンになりました。

こうしてピルを服用することになった私は、年1回は内診と血液検査を受けており、体のメンテナンスとして定期的な受診を継続しています。


油断するとまだ発作が!

ピルを服用して20年以上になり、ピルが「更年期障害対策」になる年齢を迎えても未だ油断すると「発作」が出るということです。

確かに、ピルの飲み始めも吐き気があったのですが、それは吐き気だけで過ぎ去っていきました。

生理前発作は、大量の汗と一瞬の「気の失い」を伴いますので、自分で分かります。発作の前に「来るな?」と気付くので、動けるうちにトイレに移動することができました。

ところが今回、すっかり油断していました。
おそらく数年単位でこのような発作が無かったからです。

ストレスフルな約1週間と生理前が重なったのが原因でしょう。

自分ではストレスと思っていなくても、身体はしっかりストレスと認識していたらしいのです。

で、ほっとして気持ちと身体は緩んだところで今回の「発作」。
道理。まさしく道理。

すべての片づけを済ませて、
「これで終わった~」
と何かの糸がプツンと切れたときだったのです。

まさかその後、小一時間トイレにこもってしまうとは、思いもよらないことでした。

しかし、毎回そうですが、この小一時間が過ぎ去ってしまえば身体がだるい、フシブシが痛む、などはケロッと無くなってしまうのです。

今回は相当のストレスだったことからか、次の日1日中、お腹がシクシク鈍痛。

「やっぱ寄生虫でもおったの?」という不安のなかでもバイトをこなしたら、次の日から全快しました。

これが「月経困難症」か~
ひさしぶりだったので油断していました。
本来、生理はそれほど痛みを伴うものではない

生理痛は体の異常を知らせるサインでもあります。

治療で症状が治らない場合は、
低用量経口避妊薬というホルモン療法を行います

ひどい生理痛(激痛、下痢、吐き気)の原因、月経困難症とは(NHK)
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_674.html


ただし、この「発作」は私個人のもので、他にも症状のある女子がたくさんいることでしょう。

ホルモン剤であるピルを使わずに治したい方もおられるでしょう。私も最初は同じ気持ちでした。

しかし、自分では何とかできないほどの症状と毎月の発作が今後何十年も続くことを考えると、今できる最善の方法を探してみるのもひとつの手です。

まったく生理痛の無い女子だった私が、大学院生のときから急に月経困難症となったのには自分では気づかない何かしらの理由があった。

それを「しょうがない」と見逃していたら、私の「生活の質」は毎月激落ちする日を受け入れるというストレスは膨大でした。

金重恵美子先生という素晴らしい先生との出会いが、今の私の生活を支えてくださっています。

とはいえ「ピル飲んでいても、発作あるやん」というご指摘ごもっともですが、飲んでいなかったら「毎月発作」と思うとゾッとします。

何が一番の解決策か分かりませんが、私の解決策が「ピル」だっただけの話です。



<関連リンク>

40代の歴史】ピル歴20年の私が語る効果とリスク

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在庫が無くなるほど普及してきたか!

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ピル1年分処方希望

内診込みで10分診察

へ?在庫がない!?


<結論>

生活の質を上げる女子が増えたか!?


更新日:2020年3月28日

リスクのある薬なので決して推奨するわけでは無いが、毎月の生理痛で死に目にあっている女子には検討すべきピルの在庫がなかった話。


ピル歴20年を超えている私

それは大学院生のときでした。

それまで毎月うまくずれていたので何とかやりくりしてきましたが、その日は「生理初日」に当たってしまいました。

蒜山での植物調査。片道2時間のドライブ。

なんと私は高速道路途中の休憩所で動けなくなってしまいました。

確かに、朝「ちょっとやばめ?」とは思いましたが、なんとか乗り切れそう、予定が決まっているので他の人に迷惑かけられないとおもいました。

その1時間後、生理直前にいつも来ていた発作が発動してしまいました。突然の差し込む腹痛から始まる前後不覚、そして貧血。

貧血では終わらず下痢からの大量出血。

体の汗腺からはこれでもかと汗が出まくり。
>>和式だったら死んでたよ<<

いつもは和式でもどっちでも良いトイレですが、当時の生理初日は「洋式」でないと転がって血まみれ、**まみれになっていたことでしょう。

腹を下すが無いバージョンもあり、バスに座ったまま発作が起こり、気を失い、気がついたら汗だくだったこともあります。

息すら止まっていたのでは?と思わせるほどの苦痛を味わっていた毎月の1日。蒜山調査で私の心は決まりました。

>> もう、ピルしかない <<


結構あっさりピル処方

20年前、今でも「ピル」と言えば「避妊薬」のイメージが強い。私が先日薬局でいただいた「内服薬」の説明もばっちり「避妊薬」とあります。

ところがこの「避妊薬」が毎月生理で気を失っていた私の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。

それまで生理でも特に問題なかったのです。

大学院生になってから急変したのです。生活が変わったわけでもなく、去年と同じ研究生活を送っていたのに…です。

その痛みは先ほど書いた通りでして、痛みどころか気を失います。大学の図書館のトイレの冷たい床に倒れ込んだこともあります。

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発作が治れば、汗だくの体以外は元に戻るのですが、その一瞬で1日が台無しになるのです。疲れが半端ないんですね。気力もダウン。

そこで生理痛を緩和してくれる「ピル」という存在を知ります。「避妊薬」の言葉から連想されるよしなし事などかまっていられません。

ただ、ピル服用までの心理的ハードルは、こんなに生理痛で困っていた私ですら高いものでした。

まず、自分の周りで「ピル服用」している人がいなかったですし、当然相談できる人もいない。

そこでピルの良い面、悪い面をネットで調べまくった結果、岡山では岡山中央病院の金重美恵子先生にたどりつきました。

岡山中央病院には「ウィメンズメディカルセンター」という女子の一生をまるごと面倒見てくれる機関があります。

そのセンター長が金重先生でした。

金重先生は、センター長ということもあって、予約を取りにくい先生No. 1です。バイトがない土曜日に予約を取ろうとするとまず、選択肢に出てこない。

外来診療表(岡山中央病院)
https://www.kohjin.ne.jp/hospital/ishima/gairai/gairai_ishima.html#w1


限られた時間しかおられないのですが、こっちは次の生理までになんとかしたいので必死。とにかく予約が取れる直近の日を予約しました。

経験と自信からくる安心感をまとった金重先生に遠慮は要りません。何を話しても真摯に答えてくださるのがうれしい。

ピルのこともまるで「選択肢として当たり前」のように話してくださり、その場でピルの種類まで決まりました。トリキュラー28でした。

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当時は保険が効くピルが無くて「避妊薬」の処方。なかなか文字に威圧感を感じてしまうのですが、背に腹は変えられない私。

すがる思いしかありませんでした。


子宮がん検診は慣れることがない忍耐

最初は1ヶ月、次は3ヶ月後、半年後と定期検診の間隔は空いていき、10年後には1年に1回でも許されるようになりました。

少なくとも半年に1回は血液検査、内診などを受ける必要がありますが、私には幸いにもバイト先で血液検査があるのです。

そのため、岡山中央病院では主に問診と内診をメインにしていただいています。今だに内診のときの痛みには慣れません。

内診は、子宮がん検診のサンプル採取と子宮の卵管などが腫れたり詰まってないかを見ます。このうち、子宮がん検診のサンプル採取がくそ痛い。

中を「歯ブラシで擦られるような痛み」です。

子宮頸がん検診の「自己採取」とは?|自宅で簡単に検査する方法(人間ドックナビ)2019年06月05日
https://www.docknet.jp/media/cancer-22/

「リラックスした姿勢で…」と書いてありますが、自分では絶対できません。痛すぎて奥まで入れることすら無理だろう。

その上、

細胞を採取するためにゆっくり膣壁をこする

もう無理、無理、無理。自分で自分を痛めつけるなんて無理。痛すぎて悶絶。間違ってなんかあったらどうするの?

あの痛さに耐えられるくらいなら病院で検査していただいた方が絶対に良い。20回以上も検査している私でも必ず「っ痛え!!」毎回言ってます。

羞恥心や忙しさより「自分の身の安全」が大事です。婦人科なら何かあったら(考えられるのは大出血)処置してもらえます。

男の先生なら「江口勝人」先生で間違いなし。話の分かるナイスガイ。一番のベテラン。岡山中央病院の婦人科の先生は素晴らしい先生ばかりです。


来年度のピルをもらいに

ピル歴20年以上の私のピル処方は早い。

3ヶ月前からバイトを調整した上でWeb予約。

先生は指定せず、指定するのは受診時間のみ。どの先生も信頼できる上、選択肢が広がり、予約がしやすくなります。

また、バスで岡山中央病院に行くので時間の指定は簡単です。

受付でチェックインしたら4階へ。血圧と体重を測って提出用紙に記入して順番待ちです。数分後に看護師さんから「子宮がん検診」の受診を勧められるので了承する。

ほぼ年1回のペースでしか来なくなったので、毎回「子宮がん検診」は避けられません。結果は、400円で家まで郵送していただけます。

子宮がん検診結果を郵送する封筒に住所を名前を書きます。訂正が面倒くさいでしょうから、最初から自分の名前に「様」をつけます。

久しぶりに江口先生にお会いし、問診後にいよいよの内診です。30秒で例の受診台にスタンバイします。

最初に「子宮がん検診」用のサンプル採取です。
>> っ痛てえ!! <<
続けて内診「キレイですよ〜」。やれやれ。

「何回やっても慣れねえわ」
看護師さんにプチ八つ当たり。それほど痛いよ。

再診料、検査料、郵送料もろもろ込みで4,440円でした。これで終わりじゃない。ピルを買わなければ。


歩いて5秒の薬局に無い

岡山中央病院の婦人科の良いところは、薬局が歩いて5秒のところにあることです。まず迷わない。

処方箋を受付に渡して、番号札をもらって待つだけ。ウォーターサーバーがあるので、毎回お湯と水をまぜたぬるま湯を飲みます。

薬剤師さんがピルを揃えてくれるのを待つだけなのですが、私より後に来られた方の方が先に呼ばれるのです。

「ははあ、ピルは滅多に処方しないからか」
とひとりで納得していると、番号を呼ばれました。

目の前のピルを見てびっくり。
4個しかないじゃん。

「あの1年分をお願いしたのですが」
と問うと、ピルの在庫切れとのことでした。またまたビックリと同時に喜びが生まれました。

>>やっと生理痛の治療薬として認識され始めたのだ<<
と。

私の高校時代の友だちは、授業中突然、先生に「横にならせてください」といきなり教室の床、机の横に伏せたことがあります。

実際に自分がその状態になって分かったのです。あまりの痛さにもうそのようにしか体を持っていけなかったのだと。

顔面蒼白で目はつぶったまま。
ひとりで痛みに耐え忍んでいた。

あのとき理解してあげられなくてホンマごめん。
今はもう完璧に理解できる、そしてその解決策も知ってるよ。

私も20年前の大学の図書館のトイレの床で伏せたときもおそらく同じように顔面蒼白になっていたことでしょう。誰もいなかったけど。

トイレの戸を開けたら、170cmほどの女が床に倒れている姿を想像してみてください。もう恐怖でしかないでしょう。

助けられるか?

激痛の嵐が過ぎ去るのを待つしかない苦痛。
それをピルが解消してくれた奇跡。

定期検診は、担当医師の指示どおりに絶対に受診した上でのピルです。こうすることで毎年「子宮がん検診」が受診できますからね。

自分で受けようと思ったら継続できません。途中でくじけること請け合い。

内診も同様に、ピルを服用することで馴染みのなかった婦人科に気軽に行けるようになったことも感謝しています。

在庫が切れていたピルですが、2日後、郵送で送られてきました。郵送料は、薬局さんの方で支払ってくださいました。ラッキー!

もう1回、ピルをもらうだけのためにバイトを休むことはできないので本当にありがたかったです。

ピルと同封された印刷手紙があり、在庫がないときは少なくないことが分かりました。滅多にないことなら手書きのはずですからね。

日常生活に影響を及ぼす生理痛。経験者しか理解できない「子宮がん検診」のサンプル採取時の激痛。

それでも、たったひとつの痛みが解消されると女子の人生は気楽なものになります。

まずは、ライフスタイルに合わせて体のことを相談できるお医者さんを探すことから始めましょう。何事も努力すべし。

ネット時代の今ならひとりでも大丈夫。



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病院ネット予約が超便利

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年に一度の検診

人気の病院は予約取るのも大変

楽にサッとできないか?



<結論>

ネット予約ができるようになっていた!


婦人科Web予約開始のご案内ー岡山中央病院
https://www.kohjin.ne.jp/hospital/ishima/shinryou/fujinka_webyoyaku.html


更新日: 2019年3月23日

40代を見据えた頃から老化対策のための定期検診を受けております。「つまり30代から老化対策?」と思われるかもしれません。

しかし、いわば「絶好調の頃の記録」を同じ病院に残しておくことで変化が起こったときに気づきやすいのではないかというのがその理由です。

最初に定期検診をし始めたのは「婦人科」でした。「女子 婦人科」と聞けば「産婦人科」が思い浮かぶのですが、私の場合は「婦人科」のみの受診です。


生理痛でぶっ倒れていた20代の私

と言いますのも、20代初め、岡山県蒜山にスゲ調査に行く道中、あまりに重い生理痛でぶっ倒れてしまったのです。

その日の調査は当然行けず、皆が帰ってくるまで寝ていました。

それまでも「あー来るな〜」と思ったら立ちくらみからの数秒の気絶、やっと気がつくとその瞬間から大量の汗、そして腹を下す…

とても立ってなどいられないのです。

数秒の気絶」というのがポイントでこうなる前にトイレに辿り着かねば恐ろしいことになります。

当然、トイレに倒れ込んだこともあります。
広いトイレなら横になれて良いのですが、狭いトイレだと個室にこもったまま30分は外に出られません。

そのあとは、その日一日中グッタリです。

1日分の体力と気力を使い果たしてしまうのです。今思えば20代だからその日に回復していたのではと思います。

この症状が20代から出始めたため、
「これ何とかしないと私の人生やばい」
と各種情報を集めたのです。

すると「ピル」なるものがあり、生理痛を和らげる上、生理日も自分で決められることが分かりました。


ピルに一筋の光を見出す

当時(今も?)は違う目的の方が注目されがちでしたが、毎月ぶっ倒れている私にとっては一筋の光でした。

良い点とリスクを調べた上で私が出した結論は「ピルを飲む」でした。月2,000円であの苦しみから逃れられるなら安いものです。

保険が効けばもっと安く手に入るはずですが、現在もなかなかそうなりません。

早速、岡山県内でピルを処方してくださる病院かつ婦人科に力を入れている病院を探し、比較検討した結果、私のベストは「岡山中央病院」でした。

セントラル・クリニック伊島
https://www.kohjin.ne.jp/hospital/ishima/ishima.html



センター長 金重美恵子先生の素晴らしさ

岡山大学にほど近い場所にある岡山中央病院は、本棟から少し離れたところに「セントラル・クリニック伊島」という別棟があります。

<セントラル・クリニック伊島>
検診・人間ドック
女性専門外来
泌尿器外来
内科外科
もの忘れ対策


より良い人生を生きるために寄り添う地域の病院を目指すという素晴らしい病院です。女性専門外来は「ウィミンズメディカルセンター」と呼ばれます。

ウィミンズメディカルセンター
https://www.kohjin.ne.jp/womens/index.html


私はまず、センター長 金重美恵子先生に診察していただき、現状とピルを飲みたいという希望をお話ししました。

かなり時間をかけてお話ししてくださった結果、「月経障害」ということで、最初は様子を見ながら服用していくことになりました。

服用の習慣づけが大変ですが、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と検診を重ねていくうちに私も慣れてきました。

最初はピルを飲んだ次の日に相当な吐き気がしていました。

しかし、あのときの「気絶」に比べれば何ということはありません。数秒が数時間に感じていましたので…

それに「服用したから」という原因がはっきりしているので、30分ほど横になっていれば元気になりました。

現在は、1年に一度、処方箋を1年分出していただきつつ、血液検査を含めた定期検診をしています。服用することへのリスク管理です。


予約がえらい面倒くさい

と、良いことづくしの「ウィミンズメディカルセンター」ですが、たったひとつの問題があります。

それは「予約がすこぶる取りにくい」ことです。

金重先生以外の先生も粒ぞろいなので相当な人気です。私的に江口先生を推したい。唯一の男性医師ですが、私の中でかなり好感度が高いです。金重先生の次に話しやすいです。


予約なしで飛び込み受診もできるのですが、まず1時間は待つと考えてください。市の検診時期と重なると2時間は待つことになるでしょう。

なので、再診からは必ず予約をおすすめします。ところが、この予約がえらい面倒くさいのです。

私の場合、1年に一度なので、受診する1ヶ月前くらいに予約を入れます。これくらい前だと希望の日時に予約できます。

1週間前の予約だとまず希望の日時が取れないこと前提で予約を入れることになります。

これまで予約は、電話だけでした。これが面倒くさくて、こちらの希望の日時が埋まっているとそのすり合わせで時間がかかるのです。

仕方ないのですが、私の方も受診できる日時が限られているのであれこれ気を揉んでしまう。しかも、電話がなかなかつながらない。

人気の病院ならではの問題ですね。

「人気の病院だから仕方がない」と思いつつも「何回かけたらつながるんだい!」と思う私もいるわけで…3回かけてつながらなかったら受診するのやめようかとか考える短気な40代です。


ネット予約できるようになっていた!

今回も3回、予約の電話がつながらずやさぐれていたのですが、改めて「ウィミンズメディカルセンター」のホームページを拝見すると気になる文字が飛び込んできたのです。

<お知らせ>一覧から
2018.11.28 婦人科専用ダイヤルですが…
https://www.kohjin.ne.jp/hospital/ishima/ishima.html


どうも2019年からはWeb予約できるようになっていたようなのです。気を取り直した私は早速「Web予約」画面にアクセス。もうこの時点でウキウキな私。

患者様向けWEB予約システム
http://cci.aelyoyaku.com/login#w1


最高じゃん!

すぐに希望の日時を自分ですり合わせて予約できました。だいたい1週間後くらいの日時から予約できそうです。

電話予約のときは、相手の時間も使っていることですし、希望の日時にたどり着くまで気まずい思いをしていましたが、Web予約なら問題なし!

好きな時間に予約できる清々しさ…
正直、電話が嫌いなので本当に助かりました。

願わくば空いている時間をカレンダー表示してくださると嬉しいですね。今は、賭け事のように日程を入れて空いている時間があるか見るような感じだからです。

「この時間帯に予約したい」という希望がある方は使うのが難しそうな気がしました。

とはいえ、Web予約できるようになったこと自体が私にとって本日最大の発見と喜びでした。

後は1年後の私が覚えているかどうかにかかっているのですが、診察カードに油性ペンで「ネット予約」と書いておいたので多分大丈夫です。
小さな工夫が大事!

システムを導入する決断をしてくださった金重センター長はじめ関係の皆さま、「患者様向けWEB予約システム」を開発してくださった方々に感謝です。


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