今朝6:30から入電があった。ハーバード大学のBoufford先生からであった。

東京大学で知り合い、アメリカでスゲ調査に連れて行っていただき(しかも2回)、ハーバード大学標本庫に2週間通うためにご自宅に泊めていただいた。いやこれだけではないのが恐ろしいが、とにかく直近では歌舞伎観覧もあり、諸々お世話になっているのである。

ウソのような本当の話!まったくの真実ですから・・私だけでなく誰にでも同じような優しさで心づかいをされているのである。私の人生にとっても不思議な縁の1つである。

そのBoufford先生が、たまにYoutubeのNHKビデオを送ってきてくれるのである。 日本に主に私の岡山関連の話題である。このビデオは、NHKが海外に日本を紹介する番組で15分の短いものである。前回は児島のジーンズ。

本当の偉い方というのは、たまたま会った私にも平等に気を配ってくださるのである。人生の生き方や姿勢に常に学びを与えてくださり、私の人生も良い方向に変わっているだろう。感謝に絶えない。

さて、Boufford先生が朝早くから送ってくださったのは、この備前焼のビデオである。確か今、日本ご滞在中のはず。

Ceramic Treasures - Bizen-yaki, Okayama Prefecture



懐かしい!
実は、Boufford先生とアメリカ調査でお世話になったクリスおじとシャロン姉、東大のShimizuさんを備前焼の里である伊部市にご案内したことがあるのだ。計2回は案内のために伊部へ馳せ参じている。そろそろ観光案内大使になっても良いだろう。1分過ぎ頃に説明されている木村さんは、突然現れた私たちを快く迎え入れ、工房から釜まですべて説明してくださったのである。

ちなみに当然であるが、英語翻訳するのは私である。その後に行った京都にしても、せっかく詳しく教えていただいた貴重な説明をたどたどしく翻訳する私。勢いと頑張りだけは認めて欲しいところである(笑)Boufford先生とクリスおじ、シャロン姉は、ここぞとばかりに備前焼を爆買いし、伊部郵便局からアメリカへ送ったのであった。平日でよかったわい。

私ができたささやかなおもてなし「伊部に来たらここしかない!」食べログ
心寿司(こころずし)
https://tabelog.com/okayama/A3305/A330501/33001011/

大将の爽やかさと気づかい、備前焼に盛られる色とりどりのお寿司の数々。熱燗も必ず備前焼に入れて出してくださいます。備前焼と日本料理の調和を知りたいなら心寿司さん以外の選択肢はないです。事前に予約の電話を入れておくとスムーズ。日本人だけでなく、アメリカ人の皆さんも大満足でした。

ちなみに、備前焼は茶色と赤色だけではないことを覚えていていただきたい。

黒備前、青備前、白備前もあります!めったに出ない色なのでべらぼうに高いが、一見の価値あり。
今年のゴールデンウィークにいかがです?

さて、この備前焼ビデオ、すぐに台湾のすげ友に転送。なんとご兄弟が焼き物を生業となさっているようなのである。おお、焼き物の縁。素晴らしいものに国境はない。趣味も無駄にならない良い例と言えよう。