去年初めて訪れた中国。最初は広州、次は深圳(深セン)でした。杭州は、「国際スゲ学会」で現地調査と大学巡り(ほぼ旅行)を、深圳は、International Botanical Congress 2017参加のため。地下鉄にも乗りました。


深圳の位置(地図)
https://goo.gl/maps/q2MdvgJg4692 
深セン中華人民共和国 広東省

とにかく大きかった。食事は美味しいし、人は優しいし、現金も普通に使えました。現地の方に中国語で話しかけられたり、中国の学生さんに韓国語で話しかけられたりと自分がかなりアジアでありがちな顔と判明。

当然、英語で話しかけられることは皆無ですし、現地では通じないと考えた方が良いです。日本と同じです。

「QRコードしか使えなかったらどうしよう」って無駄な心配でした(笑)。100元札はいつもホンモノかどうか街角の小さなパン屋でもチェックされました。


週末にサッと読める

今回その深圳に関する本です。1cmほどの本なので、週末にサッと読める本です。ところがこの薄さで、中身は著者の藤岡さんの、若くして飛び込んだ中国での人生が色鮮やかに記録されています。2001-2017年の深圳という宇宙で経験した貴重な体験が次々と出てくる出てくる。

初めて飛び込んだ中国で、当時25歳の藤岡さん。英語も中国語もあまり駆使できなかったそうですが、1年で会話がなめらかに、3年で読み書きができるようになりました。比較的中国語がゆっくりな台湾が最初の仕事場で良かったと後述されています。


中国語習得のポイント

中国語習得のポイントとして、バンド経験から中国語の流行歌を身につけ、現地の方に大ウケだったことを挙げられています。この習得法は、私も実感しています。歌ならメロディと一緒に口グセみたいに曲と出てきます。最初は鼻歌、次に耳についた単語、ブツ切れの文章、そして最後に歌詞のフレーズになり、その言葉を話している風になります。

肝心のお仕事の方は、情熱的な藤岡さんのお人柄が現れています。依頼から設計、現地の工場との折衝から確認まで、ひとつひとつの工程で問題が生じる可能性がある現場。


深圳での仕事にやりがい

ときに涙を流したこともありながら、それでも中国で働かれているのはそれだけ深圳での仕事にやりがいを感じているから。

飛び込んで1年の新人に企画を任せ、自由な采配、出荷までさせるのは、次々と湧き上がる泡のようなチャンスを仕事ができるなら誰でも採用し「1番につかんでやる!」という中国の情熱を感じます。

日本でこんな会社あるでしょうか?


日本は仕事が遅い

何度かこの御本の中でも指摘されていますが、

「日本は仕事が遅い」

遅い理由は、完璧に仕上げるためでもあり、決定が担当者だけでできないことを「気持ちの良い返事を返してくれることは少ない」と指摘されてきます。もちろん、不良品でがっかりさせないことは充分大事ですが、「100%完璧は難しい」ことは前もって理解しておき、それに瞬時に反応できる胆力を藤岡さんはお持ちなのです。


これからの世代のために
それまでの経験を生かし、藤岡さんは株式会社ジェネシスホールディングを立ち上げます。そして、「日本交通」とのプロジェクトをすすめながら、自社の業務とは別にこれからの世代を助けたいという使命を持って活動されています。世界に誇れる日本男児が、中国にいた!同級の私には、まぶしすぎる存在です。


日本交通のアプリ「全国タクシー
こういう使い方、あこがれる!あ、する方ね。

〈 深圳への行き方 〉

大阪から深圳へ上海経由のフライトで行きました。航空券、ホテル予約ならTrip.com!を使って、予約しました。航空会社は、中国東方航空でした。

往復 36,751円でした!安い!

ほぼ1年前から予約していたこともあり、今見ても安いですね。中国行くなら、中国のアプリに限ります。サポートは、最初日本語、次の英語。メールで確認書が届くので問題ありません。
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〈 そのときの顛末 〉頑張りました!

アプリ「Trip.com (C-Trip)」で中国深センに行ってきた

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〈 現地でSIM買うのは無理ゲーです 〉

中国行くにもポケットWiFiを持って行く!Facebook, Twitter, SNSも日本と同じに使える「グローバルモバイル」で運用してます。1日980円で500MB。

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〈 日本の携帯番号で登録できる 〉本当に便利

中国の空港チェックアプリ「飞常准」の便利さ

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