韓国 国内線のオーバーウェイトは無料だった!
福岡空港ー釜山空港オーバーウェイト
からのオーバーチャージ3,000円
韓国の国内線も3,000円か〜
<結論>
韓国・国内線は、無料の範囲内だった。
15kgまでが基本。18.8kgはOKだったが、20.2kgはオーバーウェイトで10,000wonをカウンターで直接支払い。
*事前受託手荷物購入(エアプサン)
事前購入ですと、40,000won→28,000wonとり、日本と同じくらいの料金になります。
*15kg以上のオーバーチャージ料金
1kg=200円=2,000won
更新日: 2019年4月27日
今年の連休は、スゲ調査で韓国 チェジュ島へ行きました。韓国の先生方もご一緒してくださるので、何があっても安心して過ごせます。
飛行機チケットの予約はTrip.comでしました。
せっかくの機会なので、去年の8月に発行した分布図集を韓国でお世話になった皆様方へお渡ししたいと思いました。
この「日本産スゲ属植物分布図集」は、10年の歳月をかけてすげの会の皆さまと作成した集大成とも言えます。
韓国の先生方には、韓国国立樹木園で開催したすげの会韓国大会にお越しくださった方々を中心に差し上げたいと思いました。
あれこれ考えていると10冊くらいになりそうでしたが、実際にスーツケースに詰められるのは6冊が限界でした。
日本から国際便でお送りするよりも、韓国国内から国内便でお送りする方がどう考えてもお安いと踏んだのです。
エアプサン15kgまで
ところが、今回利用した「エアプサン 」は、2018年5月から預け入れ荷物の容量が軽くなってしまい、20kgから15kgになりました。
私としてはスーツケースに分布図集を入るだけ入れて行きたかったので、オーバーウェイトで規定量15kgを越えて追加料金を支払ってでも持って行きたい所存でした。
分布図集を6冊も入れたスーツケースの重さたるやなかなかのものでして、私は岡山から福岡空港へ空港宅急便を使わざるを得ないと判断したくらいです。
ヤマト宅急便で福岡空港(国際線)でスーツケースを送った場合、国際線ターミナルで受け取ります。
国際線ターミナルは、国内線ターミナル横、地下鉄からエスカレーターで地上に登りきったところに国際線リムジンバスに乗って20分、国際線ターミナルに到着します。
国際線ターミナルに入って右奥に、ヤマト宅急便(国際線)の空港国際便で送った荷物を受け取ることができます。
分からない場合は、案内してくれる方が入り口におられますので気軽に聞いてみてください。
おばさんは、すぐ人に物を聞きます。それでも係員の方が優しく丁寧に案内してくださったので難しく考えなくても大丈夫です。
空港宅急便で福岡空港(国際便)に送ったスーツケースを受け取り、エアプサンのカウンターへ行きます。1時間半前にカウンターに向かったのですが、すでに長蛇の列でした。
仕方なく一番後ろに並びます。
私たちの順番が来て、預け入れる荷物の重さを測ったところ、私の荷物は18.8kgでした。エアプサンの預け入れ荷物の重量リミットは15kgなので、3.8kgオーバー(3,000円)でした。
オーバーした分、追加料金の支払いが必要です。重いので当然追加料金を支払いします。
少し離れたカウンターが支払い先です。そのカウンターまでは、親切な係員の方が案内してくださいます。
領収書もお願いすればもらえます。支払いを済ませて、機内に搭乗する際に領収書を渡されます。そのときまで領収書を頼んでいたことをすっかり忘れていたので驚きました。
<領収書が渡されるまで>
1. チェックインカウンターで超過料金が発生
2. 端っこのチェックインカウンターで支払い
3. 搭乗の際にピッとされた後に領収書が渡される
国内線もオーバーチャージ確実
福岡空港から釜山の金海国際空港へ到着しました。ここで国内線に乗り換えです。金海国際空港の国際線から国内線の乗り換えは簡単です。
国際線出口から右手に2分ほど歩くだけです。
エアプサンの国内線カウンターに到着すると、国内線の出発3時間前だというのに即チェックインできるということで早速カウンターへ向かいます。
恐る恐る規定重量を超えた18.8kg(3.8kg超え)の荷物を差し出すと、なんと何も言われることなくチェックインが終わってしまったではないですか!
「どういうこと?」
「そのスーツケース、余裕で15kg越えてますよ」とは私からは言わなかったのですが、カウンターで重さは確実に確認されています。
と思ったら、20.2kg(5.2kg超え)の同行者はさすがにオーバーウェイトと判断され、追加料金を支払うことになりました。
それでもカウンターのお姉さんは、20kg越えのスーツケースを処理する作業をしながら30秒くらい「う〜ん」と考え込んでいたので利用客が少なければ追加料金は取られなかったかもしれません。すごい。
さらに驚いたのが、追加料金のお値段です。
日本では追加料金3.8kgで3,000円も取られたのに、韓国 国内線の5.2kgのオーバーチャージは10,000won(1,000円)でした。
どう考えても安すぎるのです。これなら気軽にオーバーチャージしてしまいそうです。
ちなみにオーバーウェイトの追加料金支払いは、カウンターにそのまま現金を支払うだけです。10,000wonをお姉さんに渡すだけです。
またしても釜山ー福岡線で追加料金発生
帰国の日になり、やれやれとエアプサンでチェックインです。
チェジュ島(済州国際空港)から釜山(金海国際空港)までの国内線は、昼ご飯を食べてからチェックインしたので、1時間前くらいに列に並びました。
ところが、列はガラガラであっという間にチェックインの順番になりました。私の方は分布図集を韓国において来たので、ずいぶん軽くなりました。
ところが、同行者のスーツケースは重いままでした。そこで、2人一緒に荷物を載せてみたところ、ギリギリ29kgでした。
エアプサンは、ひとりあたりの預け入れ荷物は15kgですので、ふたりで30kg以内に入っていました。
すると、案の定、何の問題もなくチェックイン終了。ホッと胸を撫で下ろしたのでした。
ところが、問題は国際線だったのです。
なんと、私が予約したエアプサンBX144は、預け入れ荷物が不可だったのです。
行きの福岡→釜山は、預け入れ荷物が15kgまでOKとありましたが、帰りの釜山→福岡の預け入れ荷物(受託手荷物)は「 0 kg 」になっているではありませんか!気づかなくてごめんなさい!
とはいえ、普通に考えて、行きの受託手荷物が15kgだったら帰りも同じように15kgまでの手荷物は預け入れできると思い込んでしまうのは無理もないことだと思います。
しかも、Trip.comから手荷物追加しようと思ったら「できない」とのこと。
アプリ「Trip.com」>マイプラン>その他のサービス>手荷物を追加
カスタマーサポートかエアプサンに連絡か…今回の経験からは、追加料金を言われたときに支払うのが一番楽であることが分かりました。
それでも念のため、次からTrip.comで予約したときは、往復の預け入れ荷物(受託手荷物)の重量を確認し、一度は「手荷物追加」できるか確認します。
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